- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086802796
作品紹介・あらすじ
一度見た人間の顔は忘れない――
「特殊」な能力を持つ新米刑事と「努力型」のエリート上司の事件ファイル!
警察学校を卒業したばかりの麻生瞬。
憧れの警視庁刑事部捜査一課に配属されたのだが、彼のデスクがあったのは地下二階、上司が一人いるだけの「特殊能力係」だった。
業務内容は指名手配犯の顔を覚えて街中で見つけ出す「見当たり捜査」と呼ばれるもの。
なぜこの係に配属されたかわからない瞬だったが、上司の徳永に言われて気がついた。
一度でも見たことのある顔なら必ずわかる、というのはどうやら普通ではないらしい......?
翌日からすぐに成果をあげはじめた瞬だったが、なぜか命を狙われるようになり――。
15年前の代議士死亡事故との関係とは!?
感想・レビュー・書評
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とにかく読みやすい。
実写にしても面白そうだなと思った。
バラエティ要素強めかと思いきや
事件もリアルで重ため。
確かに特殊能力だけど、自分がそれできたら疲れてしまうかもとも思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
表紙のかっこよさに騙されましたが、本人無自覚の特殊能力を持った普通の青年(声がでかい)で、これから刑事として成長してほしいなあと思いました。
話はテンポよく進んで、一気に読めました。シリーズ何作もあるようなので楽しみです。 -
人の顔を覚え、それを忘れないという新任刑事のお話。
私なんか顔覚えるの苦手だから羨ましい…。名前の字面で覚えて顔わかんないってよくあるんですよね…笑
警察官として素晴らしい才能!シリーズもののようで次も期待。 -
キャラがいい具合にわかりやすく、物語もいい具合のシンプルさでテンポよく読めました。
主人公が普通の人で上司が特殊ではなく、自分が特殊で上司がキレものっていうのが良い。
2023.3.16
39 -
なんと言うことでしょう。
このあとに続く本は全て読んでいるのに、第1弾のこちらが未読だった……。
あの事件のあと、などの記載があっても思い出せず、ああ、私は麻生くんと違って覚えられないオバサン……と思っていた。
確かに既読のものも思い出せないもの多いのだけれども、読んでなかったなら、そりゃ思い出せないわ。
今後新刊が出てもモヤモヤせずに読める♪
佐生くんの医学の知識とかも今後発揮されるといいね。
お医者さんで作家のあの方を思い出した☆
それにしても麻生と佐生、ややこしい~。 -
タイトルの通り『忘れない男』でした。一度見た人の顔は忘れないと言う、特殊能力を持つ瞬。特殊能力を持っている事を大したことないと思ってる所が、かなりの天然キャラな瞬。上司の徳永も中々のキレ者で、二人しかいない『特殊能力係』だけど、瞬の能力のお陰で検挙率がかなり上がったのが凄い。テンポ良く読めて、次のシリーズも楽しみです。
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めっちゃ好き。二時間サスペンスのえちなしバージョン(笑)高円寺やみとも出てきて大興奮。もっと読みたい。
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サクサク読めました
読んでいて違和感もなく、必要以上に鬱々とする事もなく
一気読みの気配 -
とても面白く、一見クールに見える上司との絡みが好き
後半の加速具合が早すぎると思った
続きがあったら読んでみたいと思う内容