抗えない男 ~警視庁特殊能力係~ (集英社オレンジ文庫)

  • 集英社
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086803625

作品紹介・あらすじ

「増員!? 『特能』にですか!?」
一度見た人の顔を忘れない“特殊能力"を持つ麻生瞬は、その力を武器に配属された『特殊能力係』で見当たり捜査を行っている。
そんな瞬と上司の徳永のふたりきりだった『特能』の活躍が認められ、増員の知らせが舞い込んだ。
やってきたのは、驚異的な映像記憶能力を持つ関西弁男・大原海。
パリピなムードメーカーの大原をチームに迎え、新たな絆を深める特能だが、配属初日から目覚ましい成果を上げる大原に対し瞬は焦りを感じる。
そんな時、捜査中の大原が不穏な動きを見せ始めたのに気づいてしまい……?

感想・レビュー・書評

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  • 忘れない男シリーズ4弾目!
    新メンバー加入✨しかもパリピ!なんてドキドキしながら読んだのに……
    大原さんとの3人チーム、絶対良いチームになると思ったのになあ。
    適性は生まれ持っての性格より自覚によって生まれるものという徳永さんの言葉、ドキリとした。
    才能や努力を今一度考えるきっかけになる1冊。
    お話自体は1時間くらいでサラッと読めてしまうので息抜きによいシリーズです!

  • 1個飛ばして次のを読んでしまったけど、遡って。
    特能係に"第三の男”が加入。

    見たものをスキャンするように覚えられる特殊能力の持ち主だが、持続力はない、とのこと。
    が、そんな彼が何やらヤの付く人とコンタクトを取って、不穏な動きをしている……と。

    ラスベガスでカードカウンティングが禁止されているとはいえ、ただのマナーのようなもので、しかも自分の記憶力でやっているわけだから、そこまで後ろめたく思う必要はないと思うんだけどな。
    まあ、怪しまれて裏に連れ込まれそうになったところをヤクザに助けられたのはまずかったと思うけど。

  • 大原海、最終的に異動になるくらいで実は関係ないと思いたかった。
    なんのどんでん返しもなく居なくなってしまった。
    ちょっと好みだったのに笑。

    流石にキャラがたちすぎているから逮捕された訳でもないし今後何かしらの形で再登場はありそう。

    ストレスフリーなシリーズだけど今回に関しては期待を裏切ってくれる方がよかった。

    嫉妬……いいなぁ……
    自分への関心が移ったことでも自分の能力より結果を出していることよりもそんなことよりも徳永に褒められてるのを見て嫉妬を自覚する瞬……

  • 新キャラの登場に主人公と同じくわたしもソワソワしたりヤキモチ妬いちゃったw

    2023.3.21
    44

  • 今回はほろり

  • 特能課に新たな人員が!と思ったらこの巻で退場してしまった…いいキャラだったのに、大原…。見たものを瞬時に憶える、というのは割とある設定なんだけど、このシリーズでは人の顔を忘れない、というさらに特殊能力設定があったからなぁ…。まぁ警察官がやくざの手先になってしまってはいけないから退場はやむを得ないにしても、惜しいキャラだった…。カジノ怖い。ひた隠しにしていた自分の特殊能力を存分に活かす課に配属されたのに…いいトリオになったはず…あ、小池のポジションが無くなってしまうからダメなのか…。大原特能課に残ってほしかったなー刑事として活躍してほしかったなー。

  • 美容院で髪染めてる間に読み終わった。サクサク読めて面白かったです。

  • 新メンバーが増えたと思いきやいろいろと訳がありそうで。
    という展開。

    主人公はその能力を純粋に警察官として使うことしか考えておらず、悪用する発想がなかったけれど。
    少しでも悪知恵の働くような人間が周りにいればあっさりと道を外していた可能性もある。

  • このシリーズ、今までで一番おもしろかった〜!
    って、海くん、よく、警視庁に入れたね〜!!
    そこ、ツッコみたいわ〜笑

  • 最近は徳永さんみたいに
    麻生くんを見守りたい親心みたいな感情で
    読んでる

    最初はアソウくんの友達の名前がサソウくんというのが、同じ作品に似た名前が近くにいる設定はややこしくていただけないなぁ、って思ってたけど
    片方の名前を覚えておけば、もう片方の名前も出てくるから考えなくていいなぁと思ってきた(笑)

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著者プロフィール

12月20日生まれ、射手座、B型。2002年、『罪なくちづけ』でデビュー。BLや女性向け小説など幅広く執筆し、「たくらみ」シリーズ、『忘れない男』に始まる「警視庁特殊能力係」シリーズなど、人気シリーズを多数持つ。

「2023年 『先輩と僕 総務部社内公安課 FILE 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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