- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086804233
作品紹介・あらすじ
ダンピールとは、人間から吸血鬼へと変わる過渡期にある生物のこと。
空を飛び、怪力を発揮し、人々の心の闇から生まれる不定形の黒いもや『テネブレ』を食べ、命を繋ぐ。そして果てしなく長い命を持つ、人の形をした人ではない生き物だ。
アメリカの医学部を中退したガブリエーレは、故郷フィレンツェで知り合ったダンピール「K」と共に過ごすため、見届け人であるニポーテとなる決心をした。
だがそれは無条件にとはいかず、適性を審査するためにバチカンからひとりの神父が派遣されてきた。
バシリスと名乗ったその神父は陽気な太鼓腹の中年男だったが、折しもフィレンツェでは、強烈な突風が何度も発生しており、Kたちはそれにテネブレの気配を感じていたのだが……?
感想・レビュー・書評
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イタリアフィレンツェが舞台の吸血鬼もの。
この人は日本人男性と外国人男性のバディものが好きなのかなぁ。
アルファベットの「K」をイタリア語で「カッパ」っと読むので日本人(日系人)の偽名や呼称をそうするのは悪くないアイディアだけれど。
何故にひらがなで「かっぱ」なのか。
続くのだろうけれど面白くなるのかどうか微妙。
外国が好きなのはよく分かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
フィレンツェを舞台に、何百年も生きているダンピールとその見届け人であるニポーテ志願の青年との交友と旅立ち。ガブリエルが遠回りながらも本当の意味で「救う」道を選ぶ結末が意外だったが、潔くここで話が終わるのが良いのかも。
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大変な事件の終わった後の話なんだよね。と思いながら読み終わったら、これって2巻目だった・・・(笑)。
1巻目買って読みます。
大失敗!!?