後宮の烏 7 (集英社オレンジ文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086804417

感想・レビュー・書評

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  • まさか、7で終わりとは思わず。完結巻と聞いてびっくりしながら読みました。一気に回収したので話が上手くまとまっている部分もあるものの、表現の美しさがそれを紛らわしてます。惜しむらくは私が登場人物をぼんやりとしか覚えていなくて、あれ?これ誰だったっけ?なんて思いながら読むと、睡魔に襲われてしまったことでしょうか。
    アニメ第一期はどこまで進むかな?復習がてら、秋(2022年)からはアニメを楽しみたいです。

  • 終わってしまった•••。
    このような最後だとは•••。
    いや、でも清々しくていいのかも。ありきたりなハッピーエンドよりも。
    またいつか読み返す日がきそうだ。おもしろかった。

  • 最終巻。烏と鼇の神の戦いの決着。
    後宮を出て市井の人々の暮らしが出てきたので世界が広がるかと思ったがあっさりと終わってしまった。
    沙那賣や他部族の話を出すなら、もっと寿雪たちに深く絡めて欲しかったし、寿雪と高峻に絞った物語で良かったとも思う。
    大団円ではあるけれど、それぞれ痛みを抱えて生きていく。そして次世代では新たなる時代となるのだろう。
    寿雪は自由になれて良かったけれど、高峻は不憫なままだった。
    ただ、アニメが1クールならちょうどいい長さなのかもしれない。詰め込まれるだろうし。視聴後にまた読み直そうかな。

  • さくさくと最後まで一気に進め、全体を纏めつつも詳しいことは語られず、その雰囲気と会話から色んな場面が想像できる結末で面白かった。

  • 海底火山が噴火。鎮めるために烏の半身(黒刀)を取り戻すのも、戦いに勝つのも、思ったよりすんなりと進んで完結。
    そして、自由の身になった寿雪が、海商になると言ったのは意外だったが、狭い場所でひっそり生きてきた少女が、太陽の光を浴びて広い広い海で活躍する姿を想像すると楽しい。
    高峻と寿雪の別れの場面は、高峻の深い愛情を感じてせつなくなった。高峻こそ、そこから離れる自由を持たないのだ。2人の関係はもっと進むと思っていたが、最後まで穏やかな囲碁友達。こういう関係も悪くない。

  • あっという間に読み終え、これが完結編だとわかり寂しい気持ちになった。

  • 最終巻。
    最終巻とは知らずに買っていて、読み終わって「あ、終わりなのね」という感じだった。
    正直物足りない。大団円で良かったけど梟と烏の戦いもなんかあっさりしてるし、高峻はあんまり出てこないし、本当に文字通り「物足りない」。
    シリーズ通してはとってもよかっただけに残念。

  • 久しぶりのファンタジー。面白くて5巻~本巻の完結編まで3冊一気読みしちゃいました!
    現実に沿ったフィクションの面白さもあるけど、それとは違って“何が起きるかわからないワクワク”を味わえるファンタジーも好き。

    「烏妃」という存在の意味。そして秘された寿雪の身の上。
    どうすれば寿雪を救えるのか…。
    何とか助けたいと願い、手を尽くす高峻と寿雪の関係がどう変わっていくのかも気になる。

    先が気になって、頁をめくる手が止まりませんでした。
    ラストは、思い描いていたのとは少し違ってたけど、面白かったです。

  • まとめと後日談の内容。
    でもちょっと雑かな・・・?
    主要人物があまり出ない。誰が出ていたんだろう。

  • え、これで終わり?あっけくて残念。

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著者プロフィール

三重県出身。同志社大学文学部卒。雑誌「Cobalt」短編新人賞に入選の後、2012年度ロマン大賞受賞。主な著書に『下鴨アンティーク』『契約結婚始めました』「後宮の烏」シリーズ(集英社オレンジ文庫)『三日月邸花図鑑』『九重家献立暦』(講談社タイガ)などがある。

「2023年 『海神の娘』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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