- Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087201802
作品紹介・あらすじ
それは「ヤマトタケル」に始まった。作/梅原猛、台本・演出・主演/市川猿之助。衣裳、美術、舞台技術、照明、音楽などスタッフにも新しい人材を得て、スーパー歌舞伎第一作は一九八六年二月、新橋演舞場で幕を明けた。古典と現代芸術、そして東西文化融合への人々の思いが重なった。以後、二〇〇三年の「新・三国志3‐完結篇」まで九作品。歌あり踊りあり芝居ありの歌舞伎本来のおもしろさを復活させ、現代人にも通じるテーマ性で、多くの観客を堪能させているスーパー歌舞伎。表現者であり創造者である著者が、三〇年にわたるその軌跡をたどり、制作現場から語る、作品創りへの情熱。
感想・レビュー・書評
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[ 内容 ]
それは「ヤマトタケル」に始まった。
作/梅原猛、台本・演出・主演/市川猿之助。
衣裳、美術、舞台技術、照明、音楽などスタッフにも新しい人材を得て、スーパー歌舞伎第一作は一九八六年二月、新橋演舞場で幕を明けた。
古典と現代芸術、そして東西文化融合への人々の思いが重なった。
以後、二〇〇三年の「新・三国志3‐完結篇」まで九作品。
歌あり踊りあり芝居ありの歌舞伎本来のおもしろさを復活させ、現代人にも通じるテーマ性で、多くの観客を堪能させているスーパー歌舞伎。
表現者であり創造者である著者が、三〇年にわたるその軌跡をたどり、制作現場から語る、作品創りへの情熱。
[ 目次 ]
1 新しい歌舞伎創造へ重なる夢
2 『ヤマトタケル』―スーパー歌舞伎の誕生
3 『リュウオー』―京劇との日中合作
4 『オグリ』―第三作で方向性定まる
5 『八犬伝』―新しい作者で
6 『カグヤ』―輝く心と『オオクニヌシ』高き志
7 『新・三国志』シリーズ―蓄積されたノウハウで
番外編1 オペラ『コックドール』の演出
番外編2 オペラ『影のない女』の演出
番外編3 ものづくりひとづくり
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
猿之助歌舞伎「東海道五十三次」を観た後に読んだのだが、彼の信念をビシバシ感じて興味深かった。舞台の裏側というのか、現在の舞台の背景を垣間見るようでもある。彼の舞台を応援したくなる(別に要らないかもしれないが)気持ちにさせられた。