戦国の山城をゆく ―信長や秀吉に滅ぼされた世界 (集英社新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087202373

感想・レビュー・書評

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  • 著者の12の山城訪問記。地図とかも載っている。

    私はこれをもって滋賀県の小谷城に行ってきました。「熊がいるということで近くの倒木を拾った」というような記述があるので、寒気はしていたんですが、獣の足跡っぽいのはけっこうありました…。

    実際に訪問してみるとより深まる本です。

  • 新規購入ではなく、積読状態のもの。
    2009/3/18〜3/21
    通勤電車のなかで安部龍太郎氏「戦国の山城をゆく」を読了。信長〜秀吉の時代順に歴史に登場する山城を訪ねて、城郭跡を見たり、そこからの景色などを見て往時を偲んでいる。岐阜城、岩村城、観音寺城・安土城、越前一条谷城、小谷城、比叡山延暦寺、信貴山城、弥勒寺山城、丹波八上城、播州三木城、洲本城、紀州根来寺。安部氏の小説同様、正史の裏側からみた考察は秀逸。信長を海民型大名と指摘したのは素晴らしい。

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著者プロフィール

作家。1955年福岡県生まれ。久留米工業高等専門学校卒。東京の図書館司書を経て本格的な執筆活動に入る。1990年、『血の日本史』(新潮社)で単行本デビュー。『彷徨える帝』『関ヶ原連判状』『下天を謀る』(いずれも新潮社)、『信長燃ゆ』(日本経済新聞社)、『レオン氏郷』(PHP研究所)、『おんなの城』(文藝春秋)等、歴史小説の大作を次々に発表。2015年から徳川家康の一代記となる長編『家康』を連載開始。2005年に『天馬、翔ける』(新潮社)で中山義秀文学賞、2013年に『等伯』(日本経済新聞社)で直木賞を受賞。

「2023年 『司馬遼太郎『覇王の家』 2023年8月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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