映画の中で出逢う「駅」 (集英社新書)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087203417

作品紹介・あらすじ

映画の発明者、ルイ・リュミエールが作品『列車の到着』の中でフランスのラ・シオタ駅を使用して以来今日に至るまで、世界中の駅は、映画の舞台装置として重要な役割を果たしてきた。『カサブランカ』では失意の旅立ちの場として、『ハリー・ポッターと賢者の石』では新たな人生のスタート地点として…。なぜ駅のシーンは印象に残るのか。東京駅、グランド・セントラル駅など名だたる駅から北海道の増毛駅といったローカルな駅まで、日本と欧米の駅の構造的特徴や魅力を名作映画の中から紹介する。普段は通過点でしかない「駅」の知られざる顔が見えてくる。

感想・レビュー・書評

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  • 旅立ちの駅、降り立つ駅…
    人間が交差する場所でもある

    「終着駅」のようにタイトルそのものが駅にまつわるものもあれば、「あぁそういえば駅のシーンあったなぁ」とか「この映画に駅のシーン出てきたっけな」ってのも取り上げられてて読んでて面白かった

  • [ 内容 ]
    映画の発明者、ルイ・リュミエールが作品『列車の到着』の中でフランスのラ・シオタ駅を使用して以来今日に至るまで、世界中の駅は、映画の舞台装置として重要な役割を果たしてきた。
    『カサブランカ』では失意の旅立ちの場として、『ハリー・ポッターと賢者の石』では新たな人生のスタート地点として…。
    なぜ駅のシーンは印象に残るのか。
    東京駅、グランド・セントラル駅など名だたる駅から北海道の増毛駅といったローカルな駅まで、日本と欧米の駅の構造的特徴や魅力を名作映画の中から紹介する。
    普段は通過点でしかない「駅」の知られざる顔が見えてくる。

    [ 目次 ]
    第1章 映画の誕生と駅
    第2章 駅のドラマ性
    第3章 舞台装置としての駅
    第4章 西欧の駅と映画
    第5章 アメリカの駅と映画
    第6章 日本の駅と映画

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    [ 参考となる書評 ]

  • 二月分

  • エンジニアが書いた趣味の本.空間特性と機能が,映画の中でどのように活かされているのか分析が重厚,かつマニアックでためになりました.空間論として.

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著者プロフィール

1944年福岡県生まれ。京都大学工学部土木工学科卒業、同大学院工学研究科修士課程修了、京都大学博士(工学)。1970年日本国有鉄道入社。1987年北海道旅客鉄道㈱入社、常務取締役開発事業本部長を経て、札幌駅総合開発㈱代表取締役社長、同会長。多摩美術大学客員教授を務め、現在、札幌国際大学客員教授。著書に『駅と街の造形』(交通新聞社)、『映画の中で出逢う「駅」』(集英社新書)、『シネマの名匠と旅する「駅」』(交通新聞社新書)、『シネマと鉄道―映画にみる駅の風景70選』(近代映画社)、『女の駅 駅を彩るスクリーンの女神たち』(柏艪舎)、『駅と映画の雑学ノート』(柏艪舎)などがある。

「2021年 『シネマとパリの終着駅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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