- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087203844
感想・レビュー・書評
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[ 内容 ]
英国を代表する劇作家であり、2005年にフランツ・カフカ賞、ノーベル文学賞を連続受賞したハロルド・ピンターは、近年の世界情勢についても熱い政治的発言を繰り返している。
本書は、1987年に発表されたエッセイから最新のインタヴューにいたるまで、世界的作家がおこなった発言を、日本の一般読者向けにオリジナル編集したものである。
冒頭に収載されたノーベル文学賞受賞記念講演をはじめとするピンターの発言の根底には、現在、自由や人権がどれほど危機的な状況におかれ、人間の言葉がどれほど空洞化しているかという深刻な問題がある。
現代人の不安を恐怖とユーモアで活写する世界最高の劇作家による、芸術と政治についての発言集。
[ 目次 ]
1 ノーベル文学賞受賞記念講演―藝術・真実・政治
2 世界情勢を見つめる(アメリカという象は止めねばならない;自由な言葉の空洞化;アーサー・ミラーの靴下;おお、スーパーマン ほか)
3 創作活動について(デイヴィッド・コーエン賞への謝辞;執筆活動と政治と『灰から灰へ』;映画のために書くこと;劇作家として)
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
アメリカのイラク侵攻を痛烈に批判
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ちょっと怖い不条理劇で有名な劇作家の新書
なかなか日本では公演されないんですが授業で観てちょっと衝撃を受けた
こういう主張をする為には何が必要なのか色々考えさせられる
インタビューや演説など、短い文章も多く読みやすい
中にネルーダの詩が紹介されてます -
[it never happened]
言葉は真実を隠す。次は、アメリカの中南米への外交政策を、別の視点で取り上げた本が読みたいな。