- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087210392
作品紹介・あらすじ
安倍政権の憲法破壊の動きに対し異議申し立てをしてきた「立憲デモクラシーの会」の主要メンバーが、錯綜する憲法論議を整理。「9条改憲でアメリカの言いなりになる」など、8つのテーマで解説する。
感想・レビュー・書評
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憲法改正をニュースで見ることも増えたので、ちょっとこういう本も読んどくべきかもということで。
やっぱり、9条に関する言及が多い。
あとは解散権と国民投票法あたり。
こういう本で「なるほど」と思うこともあれば、「それはどうだろ?」と思うことも有る。いずれにしても、考えるきこと自体に意味がある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全部理解するのは難しかったが読める範囲でさっと。骨抜きの議論(要するに呪いの言葉とかご飯論法的な手法)に気づいて乗っからないことがまず大事なのだとはよくわかった
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第1章 自衛隊明記改憲の問題(木村草太、1980-、横浜市、憲法学)
第2章 「新九条論―リベラル改憲論」の問題点(青井未帆、1973-、憲法学)
第3章 日本人が向き合うべき戦争と平和のあり方(柳澤協二、1946-、東京都、防衛官僚)
第4章 「改憲派」はどういう人々か(中野晃一、1970-、政治学)
第5章 「ポスト真実」と改憲(西谷修、1950-、愛知県、哲学)
第6章 解散をめぐる憲法問題(山口二郎、1958-、岡山市、政治学)
第7章 憲法改正国民投票の問題点(杉田敦、1959-、伊勢崎市、政治学)
第8章 「真ノ立憲」と「名義ノ立憲」(石川健治、1962-、法学) -
323.149||Ki
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東2法経図・6F開架 323.14A/Ki39k//K
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やや難しいなと思った章は読み飛ばし。
第一章 木村草太氏の論旨が秀逸。
その他読みやすいところだけでも、十分に自分で思考するベースができる。