思い出のとき修理します 3 空からの時報 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.72
  • (90)
  • (245)
  • (204)
  • (16)
  • (4)
本棚登録 : 2101
感想 : 151
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087452587

作品紹介・あらすじ

思い出のとき修理しますは谷瑞恵さんが書かれている小説です。寂れた津雲神社商店街に住んでいる明里と時計職人の秀司の周囲で巻き起こる少し不思議なストーリーです。空からの時報はシリーズ第三弾になります。結婚と家族の問題を抱える人たちが商店街を訪れます。そんな人たちに触れ合いながら二人もゆっくりと成長していく物語です。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 明里さんの実の父親との思い出にまつわるエピソードが印象的でした。あまり良いイメージを抱いていなかった父親が、本当は娘である自分のことをとても大事に思っていてくれたことを知り、父のことを受け入れられるようになる過程にはすっとしました。

  • 時計と思い出の修復とともに2人の関係性も変化していく。この先が気になってしまう。

  • 主人公達の恋愛を中心にちょっと不思議な雰囲気が漂う連作短編集。

  • このシリーズは好きで、いつもほっこりするけど、今回は少し不快でした。
    この巻に出てくる郁美さん、私は大嫌いなタイプです。自分勝手と言うか、読んでいていい気はしませんでした。

  • シリーズ1が1番よかった。
    もうこの3巻最後までわたしは読めません。
    恋愛の方向に向かっていったあたりから急に退屈になりました。 

    明里にどうしても人間としての魅力を感じない。
    かまってちゃん的な性格こそ、男の人は庇護欲をかられるのだろうか?

    あとこの作者の書き方で
    セリフなのに鍵かっこがなかったり
    ナレーション部分に登場人物の心がまぜてあったり 
    現実と仮想の曖昧な書き方が好みでありません。

    P246で読むのやめます。
    本とも作者とも出会いで相性もあると思う。
    そしてその本を読む時の年齢や精神状態によっても 
    感想や評価は変わる。

    既視感、既読感が強く新鮮味がわたしにはなかった。

  • あかりの家族のお話があり、少しずつより関係が深くなる2人。ゆったりした2人の関係がとても良い。

  • もうこのままテレビドラマにしても、というくらい情景が浮かんできた。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 今回もファンタジーと現実の絶妙なバランスが心地よく、全体を通してあたたかい気持ちで読み進めることができました。

  • シリーズ3

全151件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

三重県出身。『パラダイスルネッサンス楽園再生』で一九九七年度ロマン大賞佳作に入選しデビュー。「伯爵と妖精」シリーズ、ベストセラーとなった「思い出のとき修理します」シリーズ、「異人館画廊」シリーズ、『がらくた屋と月の夜話』『まよなかの青空』『あかずの扉の鍵貸します』『ふれあいサンドイッチ』など著書多数。

「2023年 『神さまのいうとおり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

谷瑞恵の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×