- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087457605
作品紹介・あらすじ
白猫の姿に身をやつす宗太郎。便利屋の彼に今回舞い込んできたのはお見合いの立ち会い!? 色恋沙汰に鈍い宗太郎に代わり、仕事を引き受けたのは宗太郎の許婚のお琴だった。大人気シリーズ第5弾!
感想・レビュー・書評
-
琴姫さまが素敵すぎる。
あれは、うん、間違いなくわかってるね。
でも、宗太郎が琴姫を呼ぶときの言い直しがずいぶん鼻につく。いい加減しつこいって。
田楽ちゃんのがんばりも健気で好き。
あんなに小さいのにあんなに一生懸命で。
宗太郎の善行は、なんだかんだで白闇にどんどん持ってかれて、結局、今、いくつなのかがすごく気になる。
彼が元に戻る日はシリーズ完結なのだろうけど、いつになるかすごく楽しみ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
癒しのシリーズ猫の手屋(*^^*)今回は宗太郎以外も大活躍!お琴のひたむきさにキュンとし、田楽の奮闘ぶりに力が入った(^o^)しかし宗太郎の百の善行って、今いくつまできているんだろう(´・ω・`)?このままコツコツ一つずつ積み重ねていくのか?それともミラクル善行があって一気に百になってしまうのか?お琴のために早く人間に…(^人^)
-
やっぱりお琴は、白猫姿でも彼が宗太郎だと気づいてるよね。まだ若いのにしっかりしていて、優しく謙虚な宗太郎に本当お似合いだと思う。
そして田楽の再登場!
宗太郎のような猫の手屋を目指して頑張っている様子が何ともかわいい。
目が不自由な飼い主のため、田楽の目、貸します。
みんなに見守られ、助けられてながら頑張ってるなぁ。
宗太郎と田楽の出会いのところ、再読しよう。
後半、やっと雁屋が出てきてホッとした笑
クセになる雁屋の存在。
次の6作目を積読してるけど、続刊がまだなので読み終わってしまうのがもったいないなぁ笑 -
シリーズ5作目。収録された3話のうち、1話に琴姫様が再登場、1話がちょっと変わって猫の田楽が主役の話。
琴姫様、可愛かった。また出てほしいし、宗太郎が元の姿に戻ったあとの二人の話も読みたいなあ。
そして田楽も可愛かった。ほっこりした。猫股の珊瑚も、白闇とはまた違うタイプで良い。やっぱり猫が活躍する話は楽しいな。 -
20191030 読了
☆3.8で四捨五入☆4つ評価
覚書
・琴の手、貸します
・田楽の目、貸します
・あすなろ
猫太郎(宗太郎) 琴姫 松風 長兵衛 文吾
お布由 定吉
お絹坊 田楽 さんぼのおばば カラス
藤兵衛 あすなろ先生 国芳 白闇 雁弥 捨助 拾丸
今回も田楽が可愛い。
このシリーズは毎回、色々な猫たちに癒される。
石部金吉は相変わらず善行を積む日々の様子。 -
飲めない酒に酔った顛末から、猫又の白闇に巨大な白猫姿に変えられてしまった侍、猫太郎ならぬ宗太郎が、人の役に立とうと猫の手を貸す「猫の手屋」家業を江戸の裏長屋で営むシリーズだ。
宗太郎のいいなずけである琴姫も勇躍し、なんともにぎやか。宗太郎以外のキャラクターが活躍する一冊だった。 -
ててうえ、おげんきですか?
それがしは、けだまをはきましたが、げんきです。
きょう、カラスめと、ともだちにニャりました。
(P.177)