ZOO 2 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 11052
感想 : 738
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087460384

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと怖すぎ、、

  • あまりにも凄く良い。乙一さんの作品を読むまでは"乙一ワールド"とか陳腐な言葉でいて寧ろ今更とっつきにくいなあと思っていたんですが、何も考えずに黙って読めってのがしっくりくる。とにかく読めば引き込まれて戻れないし、こんなのが書けるなんて狡いです!

  • 前作ほどではないが、なかなか楽しめた。コメディたっちの話が多かった印象

  • 長いこと積読していてまったく気づいてなかったのですが、ハードカバー版を2冊に分けて文庫化してたのですね…!
    てっきりZOOの続編だと思い込んだまま◯年積んで、やっと手に取って気づきました
    恥ずかしいです

    文庫版だけに収録されている短編が
    この短さにも関わらず秀逸なので
    これから読む方は文庫版が圧倒的におすすめです

  • いい意味で振り回される一冊。短編集なので色んな話が収録されているのは当然のことだが、あまりにも振り幅が広すぎて感情が忙しい。
    乙一ワールドを強く実感した。

  • 『ZOO1』と比較するものではないかもしれないが、ユーモラスな作品が増えた印象。ただしっかり黒乙一してる。「closet」はミステリとしての完成度が高く満足度◎。なぜ2冊に分けたのかは釈然としないがよい1冊。

  • シュールなコントを見たような気分。
    ZOO1よりもだいぶポップな感じ。話の展開はメチャクチャというか、わけがわからないというか、ふざけているというか。
    どの話もおかしな設定でありえないはずなのに、なぜかすんなりと受け入れてしまえてスラスラと読めた。言葉の魔法なのか?

  • 面白い話とそうでない話があったと思う。しかし予想しない展開になることが多いのでそこは面白い。

  • zoo1に続いてヒステリックな作品が多く、サクサク読むことができた。
    「血液を探せ!」と「Closet」が特に印象深い。
    前者はとてもユニークも交えた作品であり、怖さがあるもののどこかふわふわした感じがあった。
    後者は一言で言うと騙されました。そうきたかと思わず感想。

  • 1作目に続き、独特な世界観でした。
    グロテスクなのに、あまりそう感じなかったです。

    『神の言葉』が印象的です。
    無敵キッズ…って心の中で呼んでました(笑)
    気持ちは分からなくもないし、悪い子ではないのかもと思いつつ…その能力ちょっと羨ましいと思いつつ…。
    『落ちる飛行機の中で』が1番ドキドキしました。
    日常に溶け込んでいるが、実はさらっと禁忌を犯せる猟奇的なお姉さん…とか、最後まで期待しちゃってました。

    解説通り、周囲に説明しにくい作者様ですね。
    多様なテイストで楽しませてもらえるとしか言えないです!

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著者プロフィール

1996年、『夏と花火と私の死体』で第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞しデビュー。2002年『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞を受賞。他著に『失はれる物語』など。

「2022年 『さよならに反する現象』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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