笑酔亭梅寿謎解噺 1 ハナシがちがう! (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087460742

感想・レビュー・書評

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  • 落語が好きなので。
    あんまり「謎解き」ではないかな・・・?
    話のテンポがいいのですぐ読めました。
    あんな師匠のところに弟子入りはしたくない・・・かな。

  • 金髪トサカ頭の不良少年竜二が、落語家に無理やり弟子入りさせられて、話かを目指し苦しい修行の日々を過ごしている。そんな中、続発する怪事件を落語を交えて解決へと導く…。
    設定はこんなに面白そうなのに、なぜこんなにもつまらない作品に仕上がったのだろうか。キャラクターにもストーリーにも魅力を感じない。

  • 大分昔(2年ほど前)に買った本。
    落語を題材とした本で、チンピラ少年が無茶な師匠に弟子入りし、その中で起こるハプニングをベースに話が進んでいく。
    ミステリという分類でおかれていた気がするが、これは寧ろコメディ。
    「たちきり線香」など、有名な古典落語の大筋を知ることができる。
    文体は若者風で、私はあっという間に読めてしまった。
    この本は今、友人にあげてしまって手元には残っていないが、なんだか不思議と思いで深い笑

  • 無理やり落語家・笑酔亭梅寿に弟子入りさせられた不良少年・竜二。最初は反発していたが、次第に落語に惹かれていく。彼と師匠、その一門や関西芸人を巡る事件や謎を、落語に絡めて解き明かす落語ミステリ。とあらすじってみた。

    読む前はもっと竜二の反発が強いんか、師匠とガチに喧嘩ばっかりしてるんかな、と思ってたけどそんなことはなかったので意外。あと文調も若者向けというのでしょうか、すごくあっさり気味だったのが残念かなーもっと書きこんでる、描写がディティールに富むものだと勝手に期待してた…それとトリックの方もやや強引な感じもするし、一部人物の豪放磊落なところはちょっと下品か、やりすぎかーって思ったな。
    落語の描写ももう少し丁寧だとよかったんですけど。いろいろ惜しい作品。それでも作者の落語という話芸に対する情熱や愛は伝わってくるものがありました。
    落語ものだから続き読もうという気にはなるけど、でも今すぐじゃなくてもいいかなあ。。。

  • 内容情報にあるように梅寿に弟子入りした竜二が探偵の様に事件を解決していきます。
    しかもコナンの様に師匠がこう言っていましたと言って謎解きを始める(笑)

    もう少し落語の解説が有ると良いんだけど。
    上方落語の話なので文中の会話が大阪弁。
    テレビなどで耳にする大阪弁はすんなり頭に入るのですが…
    字面になると上手く読めない。
    何で今回こんなに読むのが遅いんだろう??と思ったら
    会話の大阪弁を理解するのに時間がかかりました
    内容は中々面白いのでお薦めの1冊です。

  • 一人の若手落語家の物語としておもしろい

    落語詳しい人やミステリ好きからはツッコまれるかもしれないけど・・・

  • サラっと読めて面白かったです。
    本屋で最初に書かれている「主人公の逃走経路」が…(苦笑)

  • 上方古典落語とミステリーの融合!
    謎解き自体は無理矢理こじつけてる感も否めないけれど、
    登場人物たちのキャラクターに助けられ、
    全体的に面白かった!
    映像化出来そうな感じだけど、どうでしょう?

  • レビューはブログにて。
    http://tempo.seesaa.net/article/121119266.html

  • 09.03.31 読了。

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著者プロフィール

1962年大阪府生まれ。神戸大学卒業。93年「凶の剣士」で第2回ファンタジーロマン大賞佳作入選、短篇「落花する緑」で「鮎川哲也の本格推理」に入選しデビュー。2002年「銀河帝国の弘法も筆の誤り」で第62回日本推理作家協会賞短篇部門を受賞。ミステリー、ホラー、伝奇と様々なジャンルで活躍し、時代小説では「鍋奉行犯科帳」「浮世奉行と三悪人」などのシリーズなどがある。

「2023年 『貧乏神あんど福の神 秀吉が来た!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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