笑酔亭梅寿謎解噺 1 ハナシがちがう! (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.54
  • (42)
  • (100)
  • (142)
  • (17)
  • (2)
本棚登録 : 663
感想 : 126
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087460742

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 古典大好きです!!謎解き噺というと微妙ですが、小説としては中々面白かったです。
    師匠強いなぁ!

  • めっちゃおもろい!今まで落語って聞いたことはあったけど、具体的にはどんなもんか全然知らへんかったけどこれ読んでほんまもんの落語聞いてみたくなった!!ナツイチでオススメやったから買うてみた本やったけど、ほんまにこれはお買い得でしたw
    ってかほんまに江戸の文化ってすごいね!落語は江戸なんかな?しらんけどwでもほんまに文化って意味ではすごいものがあると感じた!噺一つとってもようけ考えられてる!やっぱ人間ってそないに急には進化せえへんもんなんやなって思います。江戸時代の人でも今の人でも考えてることって同じなんやねwおもろいもんはおもろいってコトw

  • <B>2008年8月9日読了</B><br><br>

    落語。

  • 2006年8月29日読了

  • 桂文珍のあとがきに魅かれて。
    上方落語ってのをほとんど知らなかったので、それとミステリなら・・・と期待したんですけどね、まぁ、、、
    どっちかというと面白いとはいえないぞ、いまのところ・・・。
    やはり店頭での嗅覚は鈍いといわざるを得ない、わたくし。

  • 事故で両親を亡くしチンピラ街道まっしぐらだった竜二は、更正させようとした熱血教師の計らいによって落語家の春酔亭梅寿に無理矢理弟子入りさせられてしまう。
    最初は噺家を小ばかにしていた竜二だったが、師匠の高座に惹かれるものを感じはじめる。
    見かけはヤンキーだが頭の回転のいい竜二は、身の回りで起きる様々な事件を解決してみせる。
    素人探偵モノ・落語バージョンだ。プラス、竜二の成長・青春物語、というところだろうか。
    同じ素人探偵&落語家が登場する北村薫の円紫シリーズとは若さのせいもあってか真逆の雰囲気だ。キャラクターが軽快で勢いがあって楽しい。

  • なかなかおもしろいけど、主人公の竜二の落語の実力はどうなんだろう?
    いまいち見えてこない!気になる!

  • この作者さんの本は、いつかどこかで読んで、題名も覚えてないくらい凡庸は内容だった気がしていて、この本が平積みになっててもあんまり興味もてなかったんだが、
    暇だった日曜に立ち読みしたら意外と面白かったので、2冊購入
    落語のネタに併せて、日常のミステリを解決する話で
    本読みなら北村薫さんの「円紫さんと私」シリーズがまず思い浮かぶんじゃないでしょうか。

    ただしこちらは、金髪のにーちゃんの主人公が意外に推理力があり、ワトスン役ではありません。
    ミステリとしては明らかに北村薫さんの方が上手だなーというところはありますが
    落語のネタをきっちり説明して、オチを付けるという意味ではこちらが上
    軽く読む本ですが落語が聞きたくなりました
    (来週の寄席のチケットを衝動で取ったw)

    あと気になったのは、一冊目は軽いミステリを念頭に置いたのか、名探偵コナンばりに人が死に、軽く解決していくのですが、2冊目からは主人公の落語家としての成長に重きを置いたスタンスに代わっていき、事件は日常のものとなります
    どちらが良いと言う話ではないですが、ちょっと流れに無理を感じると言えば感じます。

  • もともと才能ありっていうのはあまり好きではないのですが、でも竜二がなかなか憎めないやつでよかったです。頭の回転早い子ですねぇ。落語界はなにかと複雑なんですね。
    こういうの読むと落語を見てみたくなります。

  • おもしろかったです。
    落語ミステリーという、ある意味斬新な話。
    別に人が死ぬわけでもなく、ほのぼのした感じで、落語っておもしろいのかもなあ、と思わせてくれます。
    機会があったら寄席にいってみようかな、みたいな。
    主人公がちょっとずつ、この世界にひかれていくのがよくわかって、青春小説みたいな感覚で読んでました。

全126件中 81 - 90件を表示

著者プロフィール

1962年大阪府生まれ。神戸大学卒業。93年「凶の剣士」で第2回ファンタジーロマン大賞佳作入選、短篇「落花する緑」で「鮎川哲也の本格推理」に入選しデビュー。2002年「銀河帝国の弘法も筆の誤り」で第62回日本推理作家協会賞短篇部門を受賞。ミステリー、ホラー、伝奇と様々なジャンルで活躍し、時代小説では「鍋奉行犯科帳」「浮世奉行と三悪人」などのシリーズなどがある。

「2023年 『貧乏神あんど福の神 秀吉が来た!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

田中啓文の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
万城目 学
東野 圭吾
伊坂 幸太郎
有川 浩
万城目 学
万城目 学
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×