- Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087460872
感想・レビュー・書評
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事故で大切な家族を失った同士が・・
そんなシチュエーションは自分に置き換えられないので、こうなるか??ではあったが、小説は小説として楽しめればよいので、OKかな。相変わらず、小池さんの文体は重いけど美しい。長崎に行きたくなります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
晩秋の夜、高速バスが炎上。この事故で夫を失った園田萌と、娘を亡くした作家・石渡遊作が出会ったのは、二か月後の遺族会がはじめてだった。喪失の同じ痛みが、ふたりを分かちがたく結びつけてゆく。だが孤独と絶望の淵からはじまった愛は、スキャンダラスに取りざたされることに。互いに溺れ、社会に背をむけたふたりに残されているのは、この恋に殉じること。究極の道行を描く渾身の恋愛長編。
なんだかなぁ。。。
そういうものかなぁ。。。
なんて思ってしまいます。
現実にはどうだろう?
考えてしまいます♪ -
重いけど、小池真理子の世界観はこんな感じなのかな。ラストの気持ちは分からなくもない。
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家族の不慮の死をきっかけに知り合った2人。
家族を失ったことで自分の仕事や生活までも完全に狂ってしまって残されたものがどれだけ辛いかを体をもって知っているはずの2人なのに…。
2人は幸せになってはいけないのか…未来はなかったのか… -
結局のところ、ラストをいかに正当化というか美化というか、読者に納得させるための話しかな・・・
ラストから読んだ後に「ふーん・・・?」となってしまったので、イマイチ。 -
ひたすらに肉体を求め合う男女の話。いいと思うが再読はない。