- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087461855
感想・レビュー・書評
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ラスト数10ページ手前で、
えーーーーん
って泣いた。笑
本当に、漫画みたいにね。
本当に、
風呂場で読んでたんだけど。
えーーーーん。って声出して、泣いた。
呼延灼。
やってくれたなぁ。
呼延灼。
もう、なんだ、もうなんつーんだ、もうさ、
なんだよ。本当。
いや、世の中に水滸伝読んだことない人いるとしたら、死ぬまでに読んだ方がいい!!!!!
本当に。
人生の半分損するよ。
これを知らないで生きてきたわたしの四十年に後悔するもん。これ知らずして、よく本好きって言えたわ。
って、今思う。
ラスト九巻。
まじか。読み終えたくない。
一生読んでたい。
もったいなくて読めない。
そんな本ですよ。水滸伝。
#水滸伝
#北方謙三
#こんな天才
#まじでなんで読んでなかったの?
#わたし
#本気で読み逃れてた
#いや嘘でしょ
#読んでよかった
#読まずに死んだらマジで後悔
#本好きだってよく言えたもんだ
#水滸伝知らずして
#恐ろしい
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官軍と梁山泊との間でこれまでで最も大きな戦いが行われる。戦力が整備されてきて、リーダーも現れてきた官軍は強い。だが、官軍のリーダーもまた宋には絶望していた。。
いよいよ後半戦の幕開け。 -
折り返し地点の第10巻でございます
え?もう?っていうね
ハードボイルドを始め、この『水滸伝』でもそうなんだけど無骨な漢たちを描くことから、無骨な文章を、荒々しいとっつきにくい文章を想像するかもしれませんが、ぜんぜんそんなことなくて非常に読みやすいんだよね
一度試しになにか読んでみてほしいです
余計な修辞がないんでまどろっこしい感じがない、キャラがしっかりしているので、いちいち説明しなくとも会話で物語が進むのも読みやすいポイント
交わされる会話は荒々しいけどね
さて本編は梁山泊軍が呼延灼率いる精鋭の部隊とぶつかり、初の大敗を喫しますか、ここで高俅が大きな存在感を発揮してくれます
『北方水滸伝』オリジナルの青蓮寺によって影の薄い四姦ですが、やるときゃやります!
しっかりとやっぱやな奴感を撒き散らして再登場を待ちます
今後高俅にスポットを当ててくることもあるんかな?その辺も楽しみ
はい!一〇八星ぜんぜん違うじゃん!のコーナー!
今回は、第九十二位の好漢、地囚星の旱地忽律(かんちこつりつ)朱貴です
まぁやってることは珍しくオリジナルとほぼ一緒ですが、オリジナルはお酒にしびれ薬を混ぜて旅人の身ぐるみ剥いで梁山泊の軍資金にするなどけっこう悪どいです
『北方水滸伝』では、安道全に死期の近い奥さん陳麗から痛みを取り安らかに過ごさせてくれたことに恩義を感じ、また志のために晁蓋らが梁山泊を奪取する手助けをします
王倫に不満を抱いて手引きしたのはオリジナルも一緒ですがもっと世俗的な理由だったと思います
ちなみに奥さんの陳麗は『北方水滸伝』の創作です
梁山泊の若き好漢たちを一歩離れたところから俯瞰で見てるようなところがありつつ、若い者に助言を与えることもあり、カッコいい中年という感じで、やっぱりオリジナルにはない深みがすごい
最後は己の夢を弟に託してカッコよく死んでいきますが、オリジナルではけっこう長く生き残り、最後は病死でした-
2023/09/20
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「夢が死ななければ、私も死なないのだ。お前がいだく夢の中で、生き続けている。」
「人は、ひとりではない。」
だからいろいろと面倒なこともあ...「夢が死ななければ、私も死なないのだ。お前がいだく夢の中で、生き続けている。」
「人は、ひとりではない。」
だからいろいろと面倒なこともある。きれい事ではない、こともある。そんなこんなを全て包み込んだ上で、「一度は、生ききった。」と言い切った朱貴を私は仲間として見送った気になる。仲間っていいものだ。2023/09/28 -
朱貴カッコいいおっさんでしたよね
北方謙三アニキの死生観みたいなのを体現する死に様だったような気がします朱貴カッコいいおっさんでしたよね
北方謙三アニキの死生観みたいなのを体現する死に様だったような気がします2023/09/28
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大砲ぶっぱのお話し
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本当に人が増えてきてるもんだから、もう入ったと思ったら死んだり、何をやってた人だっけ、的な感じでね、もう完全にモブキャラ扱い。だったりするけど、ここで回想シーンかー、っていうジャンプとかだとうざい展開も、小説だと良い感じにページ数も大したことないし、思い出させてくれるし、ああ、こういう使い方もありか。
そんなこんなで強いキャラも揃ってきて、それっぽい戦いになってくるから、強い者同士、どっちを勝たせるかは難しいところ。
冊数的には折り返し地点、さて次はどうなるかな。 -
2021.11.27
これまでで一番夢中になった巻でした。
推しの李逵もたくさん出てくれたし、味のある仲間も増えた。
続きが楽しみです。 -
シリーズ半ば、ちょっと中弛み感が出てきたところでの呼延灼戦。目が覚めた。
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社会人になる前に読みたいと思ってた水滸伝
2月中旬から読み始め、やっと10巻。半分。
失速することなく面白い。
国づくりと会社づくりは似ているのではないかと自分の今の状況に置き換えて感情移入してしまう部分も多く、将来違う環境下で読んだらどんな受け止め方をするんだろうと今からワクワクするな。
とある本の1文に感銘を受け、このアプリ再開します。いつまで続くか分からんけど。。