瞽女の啼く家 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 128
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087463590

感想・レビュー・書評

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  • 読了

  • 物語というより、冒頭の書き出しに惹かれて購入した本。
    冒頭で提示される謎が心地よい魅力を持っているはずなのに、どうしてか物語の終わりに向かえば向かうほど興味が削がれていった。
    確かに三人が三人を強めていくような語り方だが、見えない時と見える時の描写の差で、心に響くものがなかった。
    解説にあるようなイクが何の投影かなど興味はないし、考えるつもりもない。
    お芳の生い立ちには驚くべきなのだろうが周囲の人たちの描写でそれも叶わず。
    物語の最後も急に口が閉まったような窮屈感を感じてしまった。うーん、という感じ。

  • 瞽女の話が読みたかったわけで、こんなに怖い話が読みたかったわけではありませんでした。ああ、こわかった。

  • 2008/07/04読了
    この人のホラーは化け物とかがいるように見せかけて人間が怖い。

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著者プロフィール

岩井志麻子 (いわい・しまこ)

岡山県生まれ。1999年、短編「ぼっけえ、きょうてえ」で第6回日本ホラー小説大賞を受賞。同作を収録した短篇集『ぼっけえ、きょうてえ』で第13回山本周五郎賞を受賞。怪談実話集としての著書に「現代百物語」シリーズ、『忌まわ昔』など。共著に『凶鳴怪談』『凶鳴怪談 呪憶』『女之怪談 実話系ホラーアンソロジー』『怪談五色 死相』など。

「2023年 『実話怪談 恐の家族』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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