黙秘―裁判員裁判 (集英社文庫)

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著者 : 小杉健治
  • 集英社 (2010年1月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087465327

黙秘―裁判員裁判 (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 逮捕時から裁判まで、一貫して黙秘する被告。
    その心底にあるのは何か?被告は誰かをかばっているのか?犯人は誰か?そして真相は?
    読者の興味は尽きないまま、終局へ。
    作品を通じて、著者は裁判員裁判の現状に疑問を投げかける。裁判の迅速のためではあるが、裁判官、検事、弁護士だけで行われる公判前手続に問題ありと、作中人物に語らせる。
    ミステリーを楽しみながら、裁判員裁判の勉強にもなる、リーガルサスペンス。

  • 娘をストーカーに殺された父親が、その後、犯人が出所後に何者かに殺された…
    父親に容疑がかかる
    裁判員裁判によりどう裁かれて行くのか…

  • “善良さ” を嘘くさく感じてしまってパス!
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/13125378.html

  • 寛恕の心
    裁判員裁判

  • 想像以上によかった。

  •  5年前、娘をストーカーしたあげくに殺した男に復讐をした――事件は簡単な構図のように思われたが、逮捕された男・内堀優一郎は殺したことは完全否定していた。しかしその他のことはほとんど黙秘していたため、弁護士の鶴見は苦戦しているようだった。今回裁判員に選ばれ、実は5年前の事件も傍聴していた秋川慎吾は不思議に思う。被告人は何を隠しているのか?もしかして、誰かをかばっているのか?

     法廷ものであるが、裁判員裁判の特色そのままに、素人にもわかりやすい流れになっていたり説明があったりするので事件自体は把握しやすい。私もそうであったが、真相は鶴見弁護士が暴く前にほぼ完璧に予想できたので、謎解きの部分に期待すると肩透かしかもしれない。そして、この作品はあくまでも”裁判員裁判”がメインである。よって、裁判員たちによる判決が下されるところまでしか描かれていない。本当の真犯人が誰だったのか、その者は捕まることになったのか、この後検察側は控訴しなかったのか、3人の男達はどうなったのか。事件をメインに考えると、謎を残したままなのがちょっと残念。

  • 裁判員裁判には考えされられる本だった。
    事実とは別に、裁判員がどう感じるかというのが裁判に響くんだなぁと実感。
    一度読んでもいい本。

  • 裁判員裁判について考えさせられる。
    裁判員は、裁判官、検察官、弁護士が事前に話し合って用意した、事件のあらましを聞かされる。その中身を審議するわけではない。
    聞かされたあらましを念頭に裁判の様子をみて、無実か有罪かを決めるということ…これは難しい。好き嫌いで決まることもあるのでは。五年前にストーカーに殺された娘の復讐か、または別の犯人を庇ってなのか犯人として逮捕された、内藤優一郎は一貫して黙秘を続ける。考えさせられる内容と、思いやりや、純粋な気持ちに感動する一冊でした。

  • 飛行機の時間待ちに購入。
    裁判員裁判と家族が大きな柱。家族の話はまあ、目新しいものではない。
    裁判員裁判をテーマにすると、どうしても登場人物が増えてしまうなぁ。主人公以外の裁判員に、名前をつける必要があるのかなと思う。私の感覚では名前の出てきた人はストーリーに絡んでくるという気がするのだが……まあ、評議の部分を書き出すと、このボリュームでは無理があるが。陪席判事も裁判長もほとんど存在感ナシ。
    過去と現在、また視点の移り変わりはスムーズだった。

    ストーリーの重要なところに、偶然が絡むのも安易な気がする。
    しかも2つ……せめて1つにしてほしい。

  • 借りて読んだ本。

    裁判員裁判の恐さは伝わりましたが、普段よんでいる作家さんたちと比べるとストーリーも人物も薄いと感じてしまいました。
    正直買って読んだんじゃなくてよかったと思いました。

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