屍の聲 集英社文庫

著者 :
  • 集英社
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087471007

感想・レビュー・書評

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  • 最終話は一瞬、自分がどこにいるのか
    わからなくなるくらいこわかった。
    短編集だと大体は「こわい」と思う前に話が
    終わってしまうものと思っていたけれど、
    どの話もちゃんと出来上がっているのがすごい。
    さすが坂東さんです。

  •  こんなに怖いホラー小説は読んだことがない…

     各地の民話や伝承に着想を得た怪談ですが、文章が圧倒的にうまいから、どの短編も現実のように感じる。
     最近の、なにかゲームの世界のようなホラーとは一線を画する、本物のホラーです。

  • 昔はまってた本。

  • [第4刷]2000年8月15日

  • リアルに恐いです!

  • 田舎の鬱屈した空気の中に燃える情念をテーマにした短編集。
    読みやすい中にも,ホラーとしての雰囲気が漂う。
    個人的には「屍の聲」,「正月女」が良かった。

  • 日本古来のホラー。みたいな所があります。六月の湿気みたいな。

  • 新規購入ではなく、積読状態のもの。

  • 短編集。
    どれもいい感じに怖いです。

  • 坂東先生は日本社会の閉鎖的かつ土着的、湿った雰囲気を描くのがとても上手だと思います。背筋がぞくりと震えあげるようなホラーは逸品です。

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著者プロフィール

高知県生まれ。奈良女子大学卒業後、イタリアで建築と美術を学ぶ。ライター、童話作家を経て、1996年『桜雨』で島清恋愛文学賞、同年『山妣』で直木賞、2002年『曼荼羅道』で柴田連三郎賞を受賞。著書に『死国』『狗神』『蟲』『桃色浄土』『傀儡』『ブギウギ』など多数。

「2013年 『ブギウギ 敗戦後』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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