- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087471007
感想・レビュー・書評
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最終話は一瞬、自分がどこにいるのか
わからなくなるくらいこわかった。
短編集だと大体は「こわい」と思う前に話が
終わってしまうものと思っていたけれど、
どの話もちゃんと出来上がっているのがすごい。
さすが坂東さんです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こんなに怖いホラー小説は読んだことがない…
各地の民話や伝承に着想を得た怪談ですが、文章が圧倒的にうまいから、どの短編も現実のように感じる。
最近の、なにかゲームの世界のようなホラーとは一線を画する、本物のホラーです。 -
昔はまってた本。
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[第4刷]2000年8月15日
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リアルに恐いです!
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田舎の鬱屈した空気の中に燃える情念をテーマにした短編集。
読みやすい中にも,ホラーとしての雰囲気が漂う。
個人的には「屍の聲」,「正月女」が良かった。 -
日本古来のホラー。みたいな所があります。六月の湿気みたいな。
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短編集。
どれもいい感じに怖いです。 -
坂東先生は日本社会の閉鎖的かつ土着的、湿った雰囲気を描くのがとても上手だと思います。背筋がぞくりと震えあげるようなホラーは逸品です。