家族「外」家族 精神科に駆け込む子どもたち (集英社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087471762

作品紹介・あらすじ

「この家族の中では生きられない!」-無意識の中でそう叫びながら、自分を「目に見える病気」にすることで、必死のSOSを発信する子どもたち。心や体を病む彼らの背後には、根の深い「家族の病理」が潜んでいる。子育てに悩み、家庭が崩壊の危機に立つ現代、親も子も健やかに生きるにはどうしたらよいのか?子どもの心を診る精神科医たちに綿密に取材し、家族再生の道を探る、感動のノンフィクション。

感想・レビュー・書評

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  • 以前一度読んで手放したケドなんとなく手元に置きたくてまた買ってしまった

  • 駆け込むというかなあ、親が連れてくるほうが多いんだろうけど。小さいうちのほうが、親も現実を受け入れやすそう。うちの子は順風満帆に育ってー。と思っていたところに子(もう成人してたりする)がつまずくと、ショックでかいだろう。

  • 凍りついた瞳を読んだ後に、読みました。家族っていうのは、どういうのが正しい形というものはないけれど、子供の身体から何らかの危険なシグナルがでてしまうというのは、やっぱり何か問題があるということが考えられるし、実際にあることが多いのか・・と高校生の頃読んだ際に思いました。また、そのように家族の中に入り、関わっていく周囲の関係者の方、医療人など、本当にすごいなと思いました。

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著者プロフィール

作家・ジャーナリスト。
主な著書に、『凍りついた瞳2020』(編著、集英社、2019)、『がれきの中の天使たち』(集英社、2012)、『愛されたいを拒絶される子どもたち』(集英社、2007)、『新凍りついた瞳』(集英社、2003)、『親になるほど難しいことはない』(集英社文庫、2000;講談社、1993)、『虐待で傷ついたこころのための本』(大和書房、1998)、『ちいさなわたしをだきしめて』(集英社、1998)、『家族「外」家族』(集英社、1997)、また、著書を原作とした漫画化作品に『愛ときずな』(絵:ごとう和、秋田書店、2010)、『凍りついた瞳』(絵:ささやななえ、集英社、1995)など多数。

「2019年 『イギリスの子ども虐待防止とセーフガーディング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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