おいしいコーヒーのいれ方 (2) 僕らの夏 (集英社文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087472028

感想・レビュー・書評

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  • 大学生になった勝利と5歳年上のかれんとの恋物語第二弾。純情というか、丈の言うグズというか、恋の進展はカタツムリの進みです。中学生しかも昭和の中学生の初恋って感じ。

  • 1を読んで久しぶりの恋愛小説にキュンとなり続きを読んでみた。
    2では勝利が大学生になったことにより新たな人物も登場し、佐恵子おばさんが一時帰国して家にいることにもハラハラさせられる。相変わらずかれんとはじわじわ進展するけど、勝利の鈍さも大概だな笑

  • うん。わかった。私はこういったタイプの『恋』のお話が得意じゃないかもしれない。これが漫画だったら読めるのかも。とにかく若い人向けなのだと思う。好きな人にはたまらないシリーズ。

  • おいしいコーヒーに関連する物語か
    とおもったら 拍子抜けするほどの
    青春真っ盛りの 物語。

    高校から 大学生に なった 勝利。
    5歳年上の いとこの かれん。
    かれんの弟 丈 と 3人での生活。

    勝利は かれんに 恋をし始める。
    1巻は キスまでの距離で
    2巻は おっぱいまでの距離のようだ。

    ふーむ。
    すごく、狭い人間関係で、
    恋を 発酵させている。
    まぁ。日本的私小説なんでしょうね。

  • 恋愛ものの定番の展開かもしれないけれど、転んだ勢いでベッドに倒れてしまうとか、雨でシャツが濡れてしまうとかが王道だけれどものすごくそれぞれの心情が細かく書かれていてドキドキした。
    勝利がとても大人っぽく感じる(かれんが幼いという対比があるから?)けれど、実際は大学1年生だと考えると、色々考えつつもたまに無性に妬いたり突っ走ったりするところがとてもかわいく感じる。

  • 勝利とかれんの成長を見守り、また自分に置き換えたりもしながら作品に没頭できる物語。第3部を早く読みたいと心から思う。

  • ショーリとかれんのシリーズ第二弾。
    恋愛小説は、女性目線が多いけど、このシリーズはショーリ目線で進んでいくので、かれんの気持ちに一喜一憂しているのが微笑ましかったです。

  • 男の子目線というのが良い。よりドキドキする。

    ショーリくん、かれんという彼女がいるのに星野りつ子にそんな気持たせるようなことしないでよってちょっと思うけど(笑)
    でも年上の女性に真剣に接するところに好感が持てる。
    勝利が風邪引いた時にかれんがお見舞いに来るところが特に好き。二人共なんて可愛いんだろう。

    漫画みたいに読みやすく分かりやすいから、映像が思い浮かべやすい。

    あとがきの言葉にハッとしたので引用しておこう。

    恋愛小説ブームは続く。

    20170621

  • 1冊目ではかれんと勝利がやっとキスをしたのに2冊目ではことあるごとに勝利がキスを迫ってて勝利ってドSだなぁ…って笑
    でも高校生なりにばかでピュアで読んでてにやになしちゃう。おいコーシリーズ、はまります!

    2023/6/14 2回目読了
    丈がかわいい。笑

  • 10年ぶりくらいで再読。大筋を覚えていたせいか予想以上にのめり込めない。高校生か大学生の頃に読むのが最適なのかも。軽いタッチですぐに読めるが、純愛すぎるのかシロップを直接飲んでいる感じ。

  • 裏表紙のあらすじと、表紙のイラストに惹かれて旅先で購入。
    シリーズものなのを知らずに購入して後日慌ててシリーズの一冊目を追加購入。

    青春時代の純粋な恋愛。
    前巻ではキスすらなかなかできなかった珍しいほどうぶな主人公たち。
    なかなか進展しないふたりに焦ったさを感じてしまう。
    学生時代に読んだらまた違ったかもしれない。

  • 中高生ならともかく
    恥ずかしいわ。ピュアで。
    いやいい話ですよ。

  • 「HEARTACHE TONIGHT」
    酔っ払いの介抱をして。
    過去にもやらかしたことがあるのであれば、尚更飲むペースや量を考えて気を付けるべきだっただろう。

    「DON'T THINK TWICE」
    勘違いしたまま食卓に。
    真実に気付いたことを隠しているからこそ、余計に言い出しにくいうえ上手く訂正しきれないのだろう。

    「TIE YOUR MOTHER DOWN」
    二人になる時間は減り。
    コソコソと逢瀬を続けることは可能かもしれないが、そんなことするぐらいなら一度話し合うべきでは。

  • キャラクターで読む話だと思う。
    かれんが魅力的だし、丈というキャラクターも面白い。律子も絡んでくると面白くなるかな。
    次巻も楽しみ

  • 感想記録なし

  • 本編は、言わずもがな、文庫版あとがきに感じ入りました。

  • 前作より少しだけ関係が進んだふたり。だからこそ感じる嬉しさと不安との入り交じったみずみずしい感情が胸を打つように描かれています。もどかしさも感じながら、登場人物全員に幸せになって欲しいと思いながら夜見すすめられると思います。

  • もどかしい、青春ならではの恋愛の歩みを
    男子大学生目線で話が進むので面白い。

    彼女をリードしたいという勝利の気持ちが
    言葉や態度に出ていて、語尾など少し懐かしい話し方に時代を感じる。されど、
    恋した時の人の動き方はいまとあまり変わってない。

    もどかしい恋愛の歩みに加えて、
    一つ屋根の下で家族の目を盗んで、、的な要素が、トレンディドラマ的な展開で、今の時代読んでも面白い

  • 「おいコー」第2弾。新たなキャラも加わり、勝利とかれんの周りは益々にぎやかに。少しずつ進む二人の関係から、もう目が離せません!

  • 記録

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著者プロフィール

村山由佳
1964年、東京都生まれ。立教大学卒。93年『天使の卵――エンジェルス・エッグ』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2003年『星々の舟』で直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞をトリプル受賞。『風よ あらしよ』で吉川英治文学賞受賞。著書多数。近著に『雪のなまえ』『星屑』がある。Twitter公式アカウント @yukamurayama710

「2022年 『ロマンチック・ポルノグラフィー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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