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みんなの感想・レビュー・書評
フランス王ルイ12世が王妃ジャンヌに対して起こした離婚訴訟。
王様の報復を恐れて弁護士も証人も、誰もが王妃に味方してくれない中、一人の弁護士が王妃の弁護を買って出る。
どこまでがフィクションだか分からないけれど、二人の間に異性関係があったのなら、原則離婚できない、ということで、
なんとかして異性関係を証明しようとするのですが。。
もう少し法律的な論争が繰り広げられる法廷小説かと思って期待して手にとったのですが、宗教的な色合いが強く、少し期待外れでした。
圧倒的不利な 立場から裁判を覆す場面は読んでいてすごく爽快!弁護士の力量に惚れ惚れ。心理描写も巧みで、さすが直木賞…。面白かったです。
原告:ルイ・ドルレアン。<br /> 被告:ジャンヌ・ドゥ・フランス。<br /> 申し立て内容:婚姻の無効。<br /> 原告をフランス王、被告をフランス王妃とした世紀の離婚裁判をテーマに書かれた作品。<br /><br />法廷ものナンバーワンはこれだなぁ
3つの下ネタの物語。
1つ「王が王妃にちんこを入れたか否か?」
2つ「主人公はちんこがあるか否か?」
3つ「主人公は恋人の子宮に精子をぶちこんだか否か?」
それをあたかも高尚な文章で書き連ね、いらないカタカナの説明とラテン語をだらだらと書き連ね、よく最後まで読めたものだ。しかし下記の名言と、男尊女卑の書き方は秀逸である。
作中名言「つまるところ、男と女でしかなかった。互いの道具をどれだけ擦り合せたところで、なにかの形が出来上がる訳ではない。それでも先が見えない毎日を、ひたすら積み重ねていくためには、男と女であり続けるしか手がなかった。」「言葉だけは捨てられない。沈黙だけは耐えられない。愚かと承知していながら、あえて口に出す人間をこそ、人は真にインテリと呼ぶのではなかったか。」
間違えて消しちゃった涙
カルチェラタンよりだいぶおもしろかった。テンポもテンションも変わらず読みやすい。結婚とは、信念とは、性とは、といろいろ考えさせられた(答えは出ない)。裏切りほど人を傷つけるものはない。
ただ最近去勢の話が多いなあとも思う。
同僚の推薦本。
佐藤賢一は久しぶり。
併せて同じ作者の「剣闘士スパルタクス」も読んだが、
こちらが面白かった。
作者が文化や風土に関する専門知識を持つ、
フランスを舞台にした作品の方がすんなり入っていける。
どうでもいいけど、この作者の
性描写っていつも同じような感じだな。
続けて読むと萎える。
これはヒット。小説的に好きなタイプ。 誰かを所有し誰かを所有されるところによってしか云々・・・て求婚が ティファニーで朝食を(映画版)のクライマックスにありましたが、 ようはそのへんの主題の悶々をうだうだやってくれます。 ティファニーが自由(?放浪や勝手と結びつくような)と所有、 こちらは自由恋愛(をする権利、を貫く意思や男女の対等関係)と従属 みたいな項で、それは違いますが。... 続きを読む »
推敲を重ねたらしき無駄無く練られた文章に感嘆しつつ一気に読める。ノンフィクションとフィクションの中間なのかな?題材が地味な割に恋愛も活劇も程よく消化され、実際にエンターテイメントとして面白く仕上がっている。
何か清廉で品質も位も高い小説といった趣で、東北大卒の作家というのが殊の外説得力がある、と思うのだったが、その後他の作品を読んで私のこの評価は変わっていく。
1498年フランス。国王が王妃に対して離婚裁判を起こした。
王妃に恨みを抱きつつも卑劣な裁判を目の当たりにし、弁護士フランソワが王妃の弁護を引き受ける。
今、カルチェラタン伝説の男が立ちあがる・・・
いかにも海外ものの翻訳っぽいですが日本人の書いたものです。でも錯覚してしまうくらい巧みに書いています。著作をみるとそういうのをメインで書いている作家さんのようです。
内容としても、劣勢で孤立無援の王妃をフランソワがその知略によって巻き返していくのは読んでいて胸がすくような気がしますね。いやあ、正直あんまり期待していなかったんだけど面白かった。なんという失礼な感想w
最初は登場人物が難解でとっつきにくかったけれど途中からぐいぐい引き込まれました。この時代特有の残酷さが際立った作品。時代は違えども裁判物はやはり面白い!日本人の作品とは思えない。
離婚をしたいばかりに、フランス王が不貞疑惑をでっちあげて王妃と離婚しようと裁判を起こします。 圧倒的に不利な王妃の弁護に立ちあがったのが、理由あって田舎に引っ込んでいた、かつてはパリ大学法学部にこの人ありと言われた中年弁護士だった…。 裁判に関わるうちに段々と当時の輝きを取り戻していく弁護士には、やはりやる気をもらえます。 文章も読みやすく、どんどん読み進めることができました。 最... 続きを読む »
2011/02/24完讀 ★★★★☆ 【第121回直木賞受賞】 「おもしろくて、痛快で、おまけに文学的な香気と情感も豊か。この作品を推すことに、わたしはいささかもためらわなかった。」井上ひさし@直木賞選考 ・法王路易十二向宗教法庭訴請婚姻無效之訴 ・中世紀的婚姻無效之訴:因為天主教不允許離婚,所以就要提出「婚姻無效」才能解消婚姻,理由諸如:雙方未行周公之禮(這時就會有「處... 続きを読む »
後半のフランソワの告白は悲しかった。全体的にわけがわからない言葉が多くて、歴史が苦手な私にはちょっとしんどかったが、歴史好きな人にはすごく面白いんだろうなぁ~という感じ。
もうちょっとテンポが良かったらよかったかな。
離婚が非常に不名誉だった時代、しかも最も高貴なカップルなはずの王と王妃に離婚話が持ち上がる。一方的に別れを告げた王に対抗して、王妃は弁護士を雇う。離婚を阻止し、名誉を回復しようとするが、二人の性的関係を確認するために処女検査をする話まで持ち上がって―――。要するに最低男と賢い妻の攻防戦なわけだが、最も面白いのは弁護士と王妃の駆け引き。嫌々弁護を引き受けた弁護士と一筋縄ではいかない強気の王妃の毒舌の応酬のような、労りのようなやりとりが面白い。
小説として、純粋に面白い!!あらすじにあるように「中世フランスの法廷サスペンス」という触れ込みだったので、歴史蘊蓄が中心の堅っ苦しい本なのかなー、と思っていたんですがとんでもない誤解でした!確かに、必要十分な中世フランスの歴史知識は書かれていましたが、くど過ぎない程度で、むしろフランス史に興味がわきましたねー。題材が離婚裁判だけあって法廷シーンが多いのですが、まるで、生で裁判を見ているような臨場感... 続きを読む »
ルイ12世が妻との離婚するために起こした裁判の話。
キリスト教の結婚の定義だとか、当時の法廷ではラテン語しか記録されないのに傍聴席を味方につけるためにわざとフランス語でつぶやくなどの法廷でのテクニックなんか、とても面白かった。
歴史小説という意味でも、法廷ミステリという意味でも十分楽しめた。
それどころか、「家族」や「夫婦」という人間ドラマとしても様々な風景が見られて面白い。
友人にすすめられて読んだ本。
まず自分では手に取らないタイプの本だったので、興味深く読んだ。
どこまで時代背景が忠実なのかわからないが、単純に面白かった。
一度人生に失敗したダメ男が奮起するくだりは読んでいて高揚するが、あまりにご都合主義な流れに段々シラけてくる。
当時の裁判や風俗描写は面白く、文句をつけながらも止まらず一気に読み切った。

ものすごい忙しい時期に読み始めたせいで、
読み終えるのにとても時間がかかった…
いっきに読み切ったらきっともっと面白かっただろうと思う。
あと、言葉が難しすぎる。
物語の終わりとしては、や...





