スリー・アゲーツ 三つの瑪瑙 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・本 (744ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087475142

感想・レビュー・書評

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  • 家族の絆というものを目の当たりにした葉山は、何を思ったんだろう…。
    国と、人の、書き方がすごい。

  • 自分には馴染みのない言葉だったけど
    『家長』の重みを感じた。

  • リアルなだけに、心に痛い。
    彼がみんなの言うとおり、強かなだけの工作員だったらどんなに良かったことか。
    そして、割り切るのが下手な葉山さんはあの職業に向いていないと思う。

  • 好きすぎて言葉になりません。ラストは涙なしでは読めません。

  • 前作よりも、伏線の回収や最後のどんでん返しには予想がつく…ものの、より感情を揺さぶる展開になっていて夢中で読めます。葉山さんに風格が出てきているのもなんだかぐっとくる(笑)それにしても、スーパーK、韓国大統領来日、日本の国防問題、国民意識、飲食物への異物混入事件…タイムリーな要素を絶妙にブレンドし、読み手を惹きつけてやまない物語を生み出す五條さん。早く続きが読みたい!

  • 祖国とは?家族とは?と深く考えさせられた。プラチナビーズもすごかったが、こちらのほうがぐいぐい引き込まれて一気に読破してしまった。

  • これも好き。鉱物シリーズ第二弾

  • 前作プラチナビーズもよかったけれど、これもよかった。シリーズ2作目。
    長いから途中で嫌になるかと思ったけれど先が気になってぐいぐい読めた。家族とは何たるかを考えてしまう作品だと思った。
    2008/2/9

  • 「鉱物」シリーズの2巻…だけどこれから読んでもいいんじゃない?
    最後の一言で落ちた。泣いた。あの一言のためならあんまり気にならない厚さ。
    どこまでも純粋な家族愛を素直に感じられる。
    ちなみにアゲーツが「めのう」

  • 文句は無い。
    単行本になると最後にオマケが付いているのが良い。

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著者プロフィール

大学時代は安全保障問題を専攻。大学卒業後、防衛庁に就職し、調査専門職として勤務。退職後、フリーライターを経て1999年に北朝鮮問題を題材とした『プラチナ・ビーズ』で作家デビュー。2001年『スリー・アゲーツ』で第3回大藪春彦賞を受賞。

「2018年 『焦土の鷲 イエロー・イーグル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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