スリー・アゲーツ 三つの瑪瑙 (集英社文庫)

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  • 集英社
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感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・本 (744ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087475142

感想・レビュー・書評

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  • 鉱物シリーズの第2弾。二つの家族のどちらかを選べば、もうひとつは破滅する…北朝鮮の工作員をめぐり、奔走する葉山。ラストは涙がでました。前作の「プラチナ・ビーズ」よりかはこちらのほうが読みやすかったです。

  • 大事なものはなんですか。どこにありますか。それを、守ることはできますか。それを守るために、何を差し出せますか。

  • ラストで泣いてしまった・・。

  • 第3回大藪春彦賞受賞
    北朝鮮の諜報員とそしてその家族、、、ぜひ読んで見てください〜

  • <鉱物シリーズ>2作目。<br>
    北朝鮮の拉致問題などのニュースをついじっと見てしまうのは、この小説を読んだからでしょうね。<br>
    家族の大事さを考えさせられる小説です。<br>
    あまり作者の性別に触れるべきではないのかも知れませんが、女性が書いたとは思えない、けれど、女性だからこそここまで訴える小説が書けるのではないかと思います。<br>
    読み応えばっちりです。推します。<br>
    <br>
    あ。もちろん葉山はこちらでもcuteですvv(そうですか

  • おまけの坂葉小説(間違い)に引かれて買いました。

  • プラチナ・ビーズから数ヶ月後の話で、鉱石シリーズ第2作。今回は、葉山、坂下に加えて、チョンという北朝鮮工作員の一人称で話が進められていくのですが、このチョンさん……、すごくいい人なんです。家族をすごく大事に思っていて、家族のために工作員として活動しています。五條さんの文章は、人の描写がすごく上手で、チョンさんの人となりがほんとに伝わってきました。涙なくしては読めません。今回も、三つの瑪瑙にある意味が込められているんですが、それを読んだ時には、涙が止まりませんでした。ところで、私のお気に入りの葉山は、前作で完全にやられてしまったために、少ししぶとくなっていました。葉山のこれからのアナリストとしての成長も楽しみです。
    2003/02/05

  • プラチナビーズの続編。

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著者プロフィール

大学時代は安全保障問題を専攻。大学卒業後、防衛庁に就職し、調査専門職として勤務。退職後、フリーライターを経て1999年に北朝鮮問題を題材とした『プラチナ・ビーズ』で作家デビュー。2001年『スリー・アゲーツ』で第3回大藪春彦賞を受賞。

「2018年 『焦土の鷲 イエロー・イーグル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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