愛をひっかけるための釘 (集英社文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087483574

感想・レビュー・書評

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  • サヨナラにサヨナラが大好きです。
    読み返すたびにいろいろなことを思う一冊。

  • サヨナラにさよならが素晴らしい。
    読んでるときゅんとするのです。

  • 美しい愛エッセイ。
    恋をしている人が読むと切なくなる。
    恋をしていない人は恋をしたくなる。

  • センチメンタルに。
    荒くれた中にキラキラ乙女ちっく。

    これはちょっと普段よりキラキラ多め。

  • Ticket to ride

  • 人間の実相は刻々と変わっていく.無限分の一秒前よりも無限分の一秒後には無限分の一だけ愛情が冷めているかもしれない.だから肝心なのは,思う相手をいつでも腕の中に抱きしめていることだ.ぴたりと寄り添って,完全に同じ瞬間を一緒に生きていくことだ.日本の腕はそのためにあるのであって,決して遠くからサヨナラの手を振るためにあるのではない.

  • この本に収録されている何作品かに、本当に感銘を受けた。初めて読んだとき、何度も何度も、繰り返し、繰り返し読んだのを覚えている。<Br>
    もうこのタイトルからして彼にやられてしまった。「無限分の一秒」で完全に心を掴まれた。<Br>
    中島らもはすごく賢い。学問上の勉強ができる賢さではなく、生きる上で、心のありようとして賢いと思う。すごい。

  • 美しい言葉の響きにうとりです。タイトルとかセンスのかたまりだと思う

  • 「花鳥諷月」の章がとても良いです。

  • 村上春樹ばかり読んでいると、ちょっと精神状態が危険になりそうな事があって、そういう時に中島らもは精神安定剤となる。本当の幸せは多分こっち。

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著者プロフィール

1952年兵庫県生まれ。大阪芸術大学放送学科を卒業。ミュージシャン。作家。92年『今夜、すべてのバーで』で第13回吉川英治文学新人賞を、94年『ガダラの豚』で第47回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞した。2004年、転落事故による脳挫傷などのため逝去。享年52。

「2021年 『中島らも曼荼羅コレクション#1 白いメリーさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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