ザ・知的漫才 結局わかりませんでした (集英社文庫)

著者 : ビートたけし

• 集英社 (1999年7月16日発売)

感想・レビュー・書評

[辺土名小次郎さんの感想 · 2023年2月27日]

松井孝典
養老孟司
本川達雄
荒川秀樹
ピーター・フランクル◉数学者
荒俣宏◉博物学者、作家
中原英臣
森幹彦◉航空宇宙技術研究所
上野正彦◉元東京都監察医務院院長

この作品は一九九六年九月、集英社から刊行された『ザ・知的漫才　ビートたけしの結局わかりませんでした』を改題したものです。

[mu-minさんの感想 · 2020年8月9日]

環境保護だなんだといっても、誰も絶対に『人を殺して少なくしろ』とは言わない。
『アフリカの自然を2年にわたって撮りました』といったって、それを1時間半に編集して流すわけだから。それだけでもうやらせだろ。
すごろくで言えばとっくに『あがり』なのにサイコロを振り続けてる状態ってことか。

唾液に含まれている（ペルオキシダーゼ）が良いとされているので、よく噛めばそれだけ唾液が出るから発ガン性物質の影響を減少させる効果がある。

こういう皮肉を言うところがうまい上手い。

[mmlibraryさんの感想 · 2017年8月7日]

2000.1.19～ 22 読了

[hisamuさんの感想 · 2012年12月28日]

おもしろくて、勉強やる気になった本

[なおさんの感想 · 2010年9月29日]

しもねた多し

[busshozanさんの感想 · 2008年4月19日]

080419(m 080928)

[じゅりんごさんの感想 · 2006年3月3日]

中学生の時、なぜかほしくなって買いました。たけしさんの考えの深さには驚きです。

[すたやまさんの感想 · 2005年11月18日]

数学、風水、政治学から進化論・・・あのビートたけしが各界の名士に鋭い疑問をぶつける。難しいって事は、簡単な事。そんなことを思い出させてくれる一冊。じっくり。

[Ｌさんの感想 · 2005年8月14日]

結局わかりませんでしたが、こんなに面白かったのはなぜでしょうか。

[susanさんの感想 · 2005年7月22日]

ビートたけしが９人の教授それぞれと知的漫才を展開する対談集。知的に知識を深めたいときに読んでください。

１）松井孝典教授：人類はそろそろ絶滅の時期に近づいている。人類継承の方法とは。
２）養老孟司教授：唯脳論。下手なな考え休むに似たり。
３）本川達雄教授：体重の４分の１乗に比例する時間の法則。ゾウの時間とネズミの時間とは。
４）荒川秀樹教授：ハメマラの法則と、内科がやたらと薬を出す理由とは。
５）ピーター・フランクル教授：ハンガリーの数学先生の出題を解けるかい。

男女ふたりずついて、みんな病気持ちなんだけど、相手に病気を移さないようにして、全員が総当たりで安全にセックスするためには最低何枚のコンドームが必要か？

６）荒俣宏教授：風水と呪いの原理とは。風水を知ると女にもてる。
７）中原英臣教授：DNAとウイルス進化論。人類はウイルスでスケベになった。
８）森幹彦教授：飛行機の原理。ファーストクラスはエコノミークラスよりも揺れない。
９）上野正彦教授：生命について。死体解剖２万人、腐乱のしやすい人とは。

著者プロフィール

1947年東京都足立区生まれ。浅草フランス座で芸人としてデビュー後、1972年に漫才コンビ「ツービート」を結成、人間の「建前と本音」「理想と現実」との落差を舌鋒鋭く突きまくる芸風で漫才ブームの牽引役となる。テレビに進出後、『オレたちひょうきん族』『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』などの人気番組を次々と手掛ける。映画監督としても『その男、凶暴につき』『ソナチネ』『HANA-BI』などの話題作を多数世に送り出す。2016年にレジオン・ドヌール勲章、2018年には旭日小綬章を受章。近年は小説執筆にも力を入れている。著書に『弔辞』（講談社）、『不良』(集英社)、『浅草迄』(河出書房新社)など。

「2022年 『浅草キッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」