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- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087488272
感想・レビュー・書評
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幕末の会津藩について書いているシリーズの12巻。主に白虎隊について書かれている。母成峠から白虎隊自刃まで。武士道というものは宗教に似ているという言葉になるほどと思った。
吉川英治文学賞受賞作
2010/9/2詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
“第12巻”では、とうとう官軍が会津領に侵入してしまい、順次城下に迫ろうとする中での会津の抵抗の様子が描かれる。飯盛山で白虎隊の19名が自決してしまう挿話もこの巻で登場する…
会津の戦いの経過そのものは、実は“第12巻”を通じてそれ程進展していない…この“第12巻”だが、紙幅の半分程度が「飯盛山に散った白虎隊の少年達」を紹介する内容で埋められている。恐らくは近親者の話しが子孫に伝わっていて、それを取材したり、“隙間”に関しては作者の想像力で綴られたのであろう。どんどんその部分を読み進める中、何か熱いものが込上げてきた…
会津若松で飯盛山を訪ねてみたことを思い起こしながら読了した…
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