優しくって少しばか (集英社文庫)

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  • 集英社
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感想 : 103
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087495362

感想・レビュー・書評

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  • 男は、いけない。女もいけない。
    いけない二人が一緒にいるから、なおいけない。
    けれど1人じゃまたいられない。

  • 6つの短編
    一つが表題の「優しくって少しばか」
    全体的に綺麗だけど、オチがいまいち.というかそのタイトル、コピーとして綺麗だっていうだけでお話としては生かされてないじゃんっていう.

    リンゴ、雑が谷、世にも奇妙な物語ぽい。もしかしたら原作になってるかも。
    正直、ありきたりだなって思ってしまった.

  • 静かで、深くて、恐ろしい女の短編集。

    表題作の「やさしくって、すこしばか」は、やさしいかな?

  • 一番初めの話のみ むっちゃいい!

    どこがこうっていうのはないけ ど 読み終わったら ヌクっとする

  • 表題の小説はタイトルどおり、やさしくって少しだけ おばかさんな雰囲気が漂う、そんなホンワカしたお話。
    私、物語が月日を追って進んでいくものよりも、この小説のようにその一瞬をすくいとったモノローグのような文章がすごく好きなんですよね。
    心がすこし優しくなれて、このまま ばかのまま生きていくのでもいいかなぁ……なんて思えるようになる。
    そんなお話です。

    その他の内容は、読んでからのお楽しみに(笑)

  • タイトルみただけで、キュンとしてしまいます(笑)


    短編集になっているのですが、最初の『優しくって少し ばか』が好きでした。

    ありふれた生活の中にこんな幸せがつまってるのかあ。
    大切な人が傍にいるっていいなぁ…。笑


    句読点を使わないことで、熱を出している時の怠さがそのまま伝わってきました^^






    他の作品はちょっと毒々しさがあるけど、それはそれで好きかもしれない

  • 表題作の雰囲気が好き。
    全体の感想としては、女って、、、怖い!!ということです。

  • 感情テレパスのように、連続写真のように。痛み、不安、すこしの安らぎ。

    評価色:白

  • どれも技巧的な側面が強い作品。処女作品集なのだがそうとは思えない品質の高さである。表題作は地の文に意匠が凝らされていて、読みづらいようでいてついつい読み耽ってしまう文章。内容もコミカルで良い。デビュー作のひとつ「ポール・ニザンを残して」がとても気に入っている。

  • 短編集は、作者の技量が問われる。
    コンパクトにまとめる技量もそうだが、限られた字数の中でいかにして厚く、重みのある作品に仕上げるか。
    僕は短編集というものが嫌いだ。
    でも彼は短くとも、それがたとえ3ページのものでさえ
    作品の中に重みを与え、僕らを熱くしてくれる。

    彼は、いい。

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著者プロフィール

作家

「2022年 『ベスト・エッセイ2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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