伊豆の踊子 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 72
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087500011

感想・レビュー・書評

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  • カバー買いであることは全く否定できない。(笑)川端康成は「雪国」で辟易さを覚えたので、あと「千羽鶴」だけいつか読めばもういいかなと。(古典の魅力を理解できない馬鹿者スイマセン)収録作「死体紹介人」はなかなか面白かったです。

  • ジャケ買い。
    川端康成はわたしにはぐっとこないようです。

  • 雪が降った日に「雪国」持って出かけたつもりが
    いざ読もうとしたらコレだったっていう因縁の一冊

    死体の話が好き。
    荒木氏の表紙でジャケ買いしたのは内緒です。

  • 始めて川端康成の作品を読みました。伊豆の踊子はとても有名ですが今まで一度も読んだことがなかったので挑戦してみました。難しいかなと思っていたのですが、思ったよりすらすら読めました。でもやっぱりところどころ理解しきれなかったところもありました。でもそれは私の読解力の不足だと思います。
    ブラックな内容の作品もありましたが面白かったです。

  •  川端康成の代表作のひとつです(表紙絵がすごいことになっていますが)。孤独に悩む青年の淡い恋心と人というものの温かさを描いた、傑作だと私は思います。この物語は、15歳で孤児になってしまった作者の実体験を元にしているそうですが、主人公と旅芸人の身分(階級格差)を超えた人間同士の交流を通して、人の温かさを感じるという描写には、暗い感じがあまりせず、むしろ孤児根性から抜け出せる希望が感じられます。

  • 荒木先生のイラストのものが欲しくて探しました。
    表題作はもちろん他4篇も素晴らしいです。

  • カバー買い。
    初恋を描いているわけですが女性に対する男の視点の表現がえろい。やらしい。笑
    男の女に対する目線っていまもかわらないんですかね?

  • 荒木飛呂彦がカバー画を描いていたので買ってしまいました。
    ま、完全にやりすぎでしたが。

    孤独な生涯を送ってきた20歳の主人公が旅先で出会う14歳の旅芸人の踊り子に恋をしてしまう、題名作「伊豆の踊子」。

    若さゆえの淡い恋心に揺れる主人公の行動がいじらしい。
    が、時代が違いすぎて感情移入できなかったため、★ひとつ減。

    それよりも注目すべきは収録されている他4篇の短編。
    川端康成の表現力に圧倒される。

    川端が15歳のときに書いた日記を、のちに自身で注釈を付けくわえた「16歳の日記」。
    そのスタイルだけでも新鮮だが、死の間際にいる祖父との会話を【この世の声ではない】と表現するなど、15歳とは思えないほどの感覚に痺れてしまう。

    田舎の温泉宿で働く女中たちの日常を描いた「温泉宿」。
    いつもどおりの日常、異性への配慮などは捨て去ってしまったかのような立ち居振る舞い。そんな中にポツリポツリと混在するエロティシズム。

    祭りという日常の断片を切り取った「招魂祭一景」。
    奇怪な設定、奇怪なストーリー「死体紹介人」。

    あ〜もう伝えきれない、とにかく読んで!
    やっぱ古典はすげー!

  • ジャケ買い。
    スタンド使う踊子のイメージで読んでしまった。
    表題作しか読んでない。

  • なぜ荒木

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著者プロフィール

一八九九(明治三十二)年、大阪生まれ。幼くして父母を失い、十五歳で祖父も失って孤児となり、叔父に引き取られる。東京帝国大学国文学科卒業。東大在学中に同人誌「新思潮」の第六次を発刊し、菊池寛らの好評を得て文壇に登場する。一九二六(大正十五・昭和元)年に発表した『伊豆の踊子』以来、昭和文壇の第一人者として『雪国』『千羽鶴』『山の音』『眠れる美女』などを発表。六八(昭和四十三)年、日本人初のノーベル文学賞を受賞。七二(昭和四十七)年四月、自殺。

「2022年 『川端康成異相短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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