チャンセラー号の筏 (集英社文庫 ヘ 7-2 ジュール・ヴェルヌ・コレクション)

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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087602180

作品紹介・あらすじ

大西洋航路をアメリカからイギリスに向けて航行中の快速帆船チャンセラー号は、不慮の事故から火災を起こし、航行不能に陥ってしまう。火との闘い、沈没の恐怖を乗り越え、なんとか生還しようと乗客と乗組員は筏を作り漂流を始めるが…。襲いくる嵐、餓えと渇き、そして悲劇的な出来事が…。極限状況下でのサバイバル劇を迫真の筆致で描く、本邦初訳の傑作。

感想・レビュー・書評

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  • ジュール・ヴェルヌって人は、いったい?

    この本も 子供向けに書かれたわけだけど、かなり厳しい状況に直面した物語。
    子供のころに読まなくって良かった〜。

  • ベーコンを奪え。

    救いがあると、結局「救い」あるのか~なんて残念な気持ちになってしまうのが不思議。

  • ベルヌの取材力、想像力には毎回驚かされる。思ったよりも客観的に読むことができるが、最後の淡水を飲む場面は息苦しい展開の後だけに読者側にも体中に水が行き渡る感覚を味わうことができるのではないでしょうか。

  • 漂流する筏の中で繰り広げられる凄惨なドラマ。ちょっと救いようが無く後味がいまいち・・

  • 実話を元にした、海で遭難する人々の話。勇気と誇りと絶望の、手に汗にぎるサスペンス。一息で読めてしまう感じ。今まで観たあらゆるサスペンス物語の中で一番いい。

  • いただきもの

  • ジュール・ヴェルヌの書いた海洋サバイバルもの、とでも言えばよいだろうか。<BR>
    大西洋上で炎上した快速帆船チャンセラー号の乗員と乗客は、筏で漂流することになるが……<BR>
    「ヴェルヌ」というだけでジュブナイルと思ってはいけない。

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著者プロフィール

Jules Verne, 1828 - 1905.
フランスの小説家。
『海底二万海里』『月世界旅行』『八十日間世界一周』
『神秘の島』『十五少年漂流記』など、
冒険小説、SF小説で知られ、SFの父とも呼ばれる。

「2016年 『名を捨てた家族』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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