イリュージョン 悩める救世主の不思議な体験 (集英社文庫)

著者 : リチャード・バック 佐宗鈴夫

• 集英社 (2009年5月20日発売)

感想・レビュー・書評

[シミズさんの感想 · 2019年5月5日]

『こっちの話に関心をもってくれるかどうかは相手しだいで、それは自分の幸福を他人まかせにするようなものだ』この言葉にはっと悟る救世主シモダさん萌え。

[gastrdelsolさんの感想 · 2018年4月4日]

たぶん...多くの人にとってはフィクション.
ただ自分にとっては多いにリアルありあまるほどのリアル.

大好きな本でした.

[tina0814さんの感想 · 2016年1月1日]

色々な意味で次元の違う小説だった。

もっと自分を解放してあげてもいいんだという気持ちにしてくれるような小説。

たまにアドラー心理学的な考えが出てきていたのが良かった。

私も救世主になりたい…

「すべてはイリュージョンなんだよ」というイリュージョンという単語があまりピンと来なかったので☆－１

普段、生活していて「イリュージョン」という言葉でてきますか？
私はあまり使い慣れていない言葉なので「ん～」という感じでした。

最後のどんでん返し的な言葉は、ドキっとさせられたのと同時に、何が正しくて何が正しくないのかわからなくなった。

実は正しいことってないのかもしれないなぁ。


ほら、ラッドウィンプスの歌詞にもあるように、
６０億個の正しさがあるんだと思う。

[もなかさんの感想 · 2015年1月16日]

『かもめのジョナサン』と基本的に同じことを描いている印象をうけた。かもめを人に置き換えたかたちである。かもめの場合より感情移入はしやすい。時間をおいて読めば抱く印象も変わるだろう。再読必須である。

もしこんな風に生きることができるのなら、まずサークル辞めて、本読む日々を送りたい。週に何回かコンビニでバイトしながら。大学院にも行きたいし、アーカイブスについても学びたい。もっと追求したいし、追求するための力を身につけたい。色々な人々の意見を聞きたい。同じようなことに興味を持つ人々と意見を交わしたい。前向きに生きていきたい。親には心配かけたくない。親の誕生日にはそろそろ何かちゃんとしたものを贈りたい。今持つものを全て捨てることができるのなら、こんな日々を過ごしたい。

[sophie530さんの感想 · 2014年12月21日]

本棚にキープしておきたい本。

[あみちゃん♂さんの感想 · 2014年12月15日]

面白かった。頭の中から思い込みとか決めつけを捨ててしまわないと、何も頭に入ってこない本。と言いつつ、まだほんのちょっとしか理解できていない気がする。全ては「したい」から始まる、「この世界」は人の数だけある…など、浅くも読めるし、深くも読める内容。今回は図書館で借りて読んだが、自分で買って何度も読み返してみたい。

[Hirokoさんの感想 · 2013年7月22日]

・君に降りかかることは全ては訓練である。訓練であることを自覚しておけば、君はもっと楽しむことができる。
・残りの人生の最初の日
・ある願望が君の中に生まれる。
その時、君はそれを実現させるパワーが同時にあることに気づかねばならぬ。
・40億の人々は40億種類の別々の世界に生きてる
・自己に忠実に話す、それのみが真実の正統な在り様なのである。
・このテキスト程無責任な本はない。この本に書かれてあることを信じない方がいい。書かれていることは全て逆の意味かもしれないから。

[Kawamura Yukiさんの感想 · 2013年3月16日]

この本好きな人と語り合いたい。レビューでは足りない。

[パナマの潤さんの感想 · 2012年1月4日]

この前スッタニパータとダンマパダを買った。
僕の救世主マニュアルにするんだ。

[にくきゅうさんの感想 · 2011年4月4日]

「カモメのジョナサン」で有名なリチャード・バックの作品。これ好き。

誤解を恐れずに例えるなら「星の王子様」を書いたサンテグジュペリの飛行ロマンやリアルな雰囲気と、「アルケミスト - 夢を旅した少年」や「星の巡礼」を書いたパウロ・コエーリョの持つ神秘性を合わせた本。

面白かった。

著者プロフィール

１９３６年、アメリカのイリノイ州に生まれる。空軍パイロット、郵便飛行士、エアショーや遊覧飛行をしながらの地方巡業を経て作家になる。代表作として、ヒッピーのバイブル的小説となった『かもめのジョナサン』の他、『イリュージョン』、『ОＮＥ』などがある。２０１２年、自家用飛行機を操縦中に墜落して瀕死の重傷を負ったが、一命を取りとめ、現在はリハビリに励んでいる。

「2013年 『ヒプノタイジング・マリア』 で使われていた紹介文から引用しています。」