クッキング・ママのダイエット (クッキング・ママ) (集英社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087606133

感想・レビュー・書評

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  • ダイアン・デヴィッドソンの大人気「クッキング・ママシリーズ」の第15作目。

    主人公はゴルディロックス・ケータリングを経営する、ケータラーのゴルディ。

    再婚した刑事の夫と、一人息子のアーチと3人で暮らしています。

    ケータラーにとって大口の仕事、結婚式のケータリングが2つも入り、大忙しのゴルディ。

    アシスタントの力を借りても、結婚式でナーバスになっている花嫁を納得させるのはなかなか大変なようです。

    しかもそれぞれの結婚式の当日に、ゴルディにとっても大切な存在の2人の男性が命を落としてしまうのです。

    今回は、ゴルディにとって大切な人が亡くなるということで、ストーリーの後半には寂しさや哀しみが漂っています。

    そんな中で手を差し伸べてくれる親友マーラや夫トムの存在に、読みながら心が温かくなりました。

    大事な人を失ったゴルディは、いつも以上に大胆な作戦で捜査を進めていくのですが、その行動力は本当にすごい!

    今回はミステリの面でも、謎解き感が強く、読みごたえ抜群でした!

    もちろん料理シーンもたくさん登場し、おいしそうなパーティ料理は食べてみたくなるものばかり。

    ちなみにタイトルのダイエットは、主な舞台となるスパで行われているダイエット合宿のようなものから来ているようですが、この作品を読んだらダイエット合宿には行きたいと思わなくなるでしょうw

    ◇おすすめポイント
     ・親しい人の死と向き合う主人公の姿
     ・ナーバスな花嫁「ブライジーラ」VSケータラー
     ・パーティ料理からダイエット料理まで、さまざまな料理が生まれる料理シーン

    ◇こんな方におすすめ!
     ・食べ物の描写がとにかく好き
     ・「死」の需要プロセスに興味がある
     ・謎解きも楽しめるコージーミステリーを読みたい

  • 前作がゴルディへの個人的復讐を匂わせていて、
    ドキドキハラハラしたせいか、
    今回の作品は結構落ち着いて読めた。

    アーチが大人になってきたせいか、
    異母弟と仲良くできているせいか、
    精神的に安定してためかもしれない。

    それとも、
    ゴルディの身近な人が誰も容疑者になっていないためかも。

    どんなに花嫁が横暴でも、
    ジュリアンが手伝ってくれるとわかっているせいか、
    結婚式のケータリングも何とかなる気がしてたし。

  • こんなダイエットスパ、嫌すぎる。

  •  わがままな花嫁ビリーの結婚式のケイタリングをすることになったゴルディ。これがとってもやっかい。ゴルディの名付け親ジャックの親友で、ゴルディも世話になったドク・フィンが事故死するなど、事件も相次ぎ…。

  • そろそろあきたかな。

  • このシリーズを読むととってもお腹がすく。普段手抜き料理ばかりしているけど、たまには頑張ろうと思えてくる。

  • ジャックとゴルディのような擬似親子関係のようなのはクリスチャンにはありがちなのかな?さすがにちょっと泣けました。それにしてもゴルディ、頭殴られるの何回目なんだか…そろそろ脳溢血起こしても不思議じゃない;トムが可哀想だから、もう少し長生きしてほしいな。

  • 少しゴルディが一人で頑張って動きすぎかな~と思いましたが、楽しく読めました。

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