残酷な王と悲しみの王妃

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087713817

感想・レビュー・書評

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  • 政略結婚が幸せな訳がない?事もない
    普通な恋愛結婚が皆幸せな訳もない
    でも 近親婚姻を繰り返す王家は滅亡しかない
    王妃は世継ぎを生むのが使命だと言うのは
    今も変わってないかも

  • 王妃の肉声は残されていないが、歴史の中で王妃の運命は非情であった。

  • 怖い絵シリーズを読んでいるので、ヘンリー八世とかイワン雷帝の知識もあったが、さらに詳しく知ることが出来て、興味深かった。

  • グチャグチャなヨーロッパ王室にうへえだが、昔々世界史で習った時には伏せられていた、「大人の事情」が赤裸々に。
    できれば時代順に並べて欲しかった。メアリー・スチュアートで始まり、アン・ブーリンで終わるんじゃ、混乱混乱!

  • 絶対君主制時代の、華やかなだけでない実態が知れた。

  • 恐ろしい。
    今も昔も。

  • 中世西洋(ロシア含む)の王の結婚において、悲劇の運命を辿った、5人の王の王妃たちを取り上げた一冊。
    名画も合わせ、とても面白い内容でした。とは言え悲劇ばかりなので、とことん幸せな一冊ってのも読んで、気分直ししたいかも。

  • 5人の王とその王妃たちの生涯。

    『怖い絵』を読んでいてこの本を知りました。
    華やかのイメージのヨーロッパの王族だけど、そこにある影の歴史を知れて面白かった。
    ただ、私の勉強不足で王朝の名前を聞いてもさっぱり・・・詳しい人だと血縁関係を知ってもっと面白いと感じるんだろうなぁ・・・

  • 罪人を召し出せ、に続いてアン・ブーリンの話が含まれる王族のお話。
    王族の悩みを現代人の視点で想像している。彼らのおかれた環境が自分とはかけ離れてるからこそ、悩みは近いのかと思わせる書き方がいい。

  • 以前ハプスブルク家の本を読んで多少は知識があったのでなんとかなったが、近親結婚が多すぎて家系図がわからなさすぎる。

    華やかに見えても熾烈な争いを繰り広げる貴族たち。
    そしてやっぱりロシアは野蛮だった。

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著者プロフィール

早稲田大学、明治大学、洗足学園大学で非常勤講師。専攻は19世紀ドイツ文学、オペラ、バロック美術。日本ペンクラブ会員。著書に『情熱の女流「昆虫画家」——メーリアン』(講談社)、『恋に死す』(清流出版社)、『かくも罪深きオペラ』『紙幣は語る』(洋泉社)、『オペラで楽しむ名作文学』(さえら書房)など。訳書に『巨匠のデッサンシリーズ——ゴヤ』(岩崎美術社)、『訴えてやる!——ドイツ隣人間訴訟戦争』(未来社)など。

「2003年 『オペラの18世紀』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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