- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087714203
感想・レビュー・書評
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★2.5
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『蕣花咲く』『一朝の夢』の朝顔同心・中野興三郎が、御薬園同心・水上草介として帰ってきた。水上草介の名前を縮め、というよりヒョロっとした容姿で、ユラユラと受け止める性格から「水草」と渾名される。功名を求めず、のん気に生きる様は興三郎と同じだ。そして、こと植物に関する果てしない知識を有する一種のオタクで、本人の意思とは関係なく、その知識と気だてが人助けに通じていく展開も変わらない。一癖ある登場人物たちは、いつしか草介の掛け替えのない仲間になっていく。中でも、お転婆の千歳は特別な人になる様相だ。ほんわか心温まる一冊なり。
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2015.8.24
小石川植物園で植物管理が楽しい水草同心の問題解決話。 -
短編連作ゆえか、ラストがぱっとしない。
文章が未熟。 -
さらっと読める癒し系時代小説。 あだなの「水草どの」はヒットでしたが、千歳の人物設定が極端すぎて今一つピンとこない。
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連続ドラマを観るようで、楽しかった。
優しい人達の物語、ほっとします。 -
よかったぁ❤️
心があったまる -
L 御薬園同心水上草介
シリーズモノの一作目なのか、この前に読んだやつよりも前にあたる模様。
こちらから読んだ方がいろいろとしっくりしてマル。水草さんがちょっとしたことに気づいて解決するといった内容だけれど事件らしい事件はないしホノボノ。 -
どの話も、ほのぼのした気持ちになる(*´-`*)主人公の小石川御薬園同心・水上草介さまのお人柄かな(^^)あだ名の水草さまで呼ばれても、お転婆娘・千歳に振り回されても、のんびりしているところが良いなぁ♪それでいて、揉め事を収めてしまう!御薬園の風景にも心癒されて、お気に入りの一冊(*^-^*)