- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087714425
感想・レビュー・書評
-
取り壊される高校の卒業式の一日。
7人の女の子の思いを、それぞれの切り口で綴る。
これを男性のしかも、大学生の著者が書いているというところにビックリ!
少女マンガチックなところもあるけれど、卒業式をめぐる物語としては、ズバリど真ん中。
読みはじめたら止まらない。爽快な読後感でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
誰しもいろいろな終わりを迎え、始まりを迎えながら日々を過ごしている。季節の移ろいだとか、特別なイベントとかに関係なく、その瞬間は毎日あるものだと思う。だから決して学生時代が特別ではないはずなのに、そこで過ごした一日一日は他とは違う色をしているような気がする。
3月の卒業式の日の終わりと始まりの物語り。水のような清らかさと棘のような鋭さを感じさせる水色の物語り。言葉に出来ない切なさが胸にたまっていく感じがします。 -
若い彼だからこそ書ける文章もあると思う。どうしてこんなにも男女を問わず若者の些細な心の動きを表現できるんだろう。学生にしか書けない作品をこれからも残していって貰いたい。
-
卒業式の話。
-
軽く読めたけどきれいすぎて朝から読むと病みました
-
2023年2月映画化
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB99398468 -
岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00472458
高校最後の卒業式、7つのさよならの物語。
校舎取り壊しが決まっている高校、最後の卒業式の一日。少女7人が迎えるそれぞれの別れを、瑞々しく描く連作短編集。恋愛あり、友情あり、成長あり、ミステリ的仕掛けあり。青春の全てがここに!
(出版社HPより)