ストレイヤーズ・クロニクル ACT-3

著者 :
  • 集英社
3.34
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本棚登録 : 293
感想 : 56
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087715064

作品紹介・あらすじ

新感覚アクションシリーズ堂々完結!
異能を持つ昴たち。仕えてきた政治家・渡瀬の企みが明らかになり、対決姿勢に入る。敵も味方もわからない状況で、人質となった仲間を取り戻しに軍事演習場に向かうと、宿敵アゲハの姿があって…。

感想・レビュー・書評

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  • ついに完結。
    この巻というか全体的にアゲハが主役のような物語であった。
    アゲハの哀しみが心にズンときた。彼らは、どれだけひどいことをされて生み出されたのか…
    そんな彼らが自分の命を犠牲にして戦う。渡瀬を倒すために。
    ただそれだけの為に生きてきたのかな。
    昴と暗殺者との戦いはすごかった。昴の冷徹さに驚いた。

  • 完結編。まさかの岬さんと途中まで大興奮しながら読んでました。真ん中らへんで展開が読めだして中だるみしましたが、最後はアゲハ、渡瀬、亘とこうなってしまうのねと納得して読み終えました。最初の2作では思わなかったけど、この作品って現代版のサイボーグ009なのねなどとも思いました。

  • なんとか読み切った、という印象が強くある。
    異能を持つ者たちの哀愁や通常の人間との違いは描かれてはいるものの、それらを隔てるものは描かれていなかったり、漫画のような描写が延々続いたり、と作風を大幅に変えようとする姿勢が見られる。
    だが、見られるだけで基本的な所の改善には至っていないのが正直なところだ。
    暴力描写も取ってつけたようで、「ほら! 派手だろ! クライマックスって感じだろ!」と言われているような雰囲気だけは伝わってきた。
    合間に挿入される挿絵が多く、これならいっそ原作に回って誰かに漫画化してもらった方がよかったのでは、と思えた。

  • 最後まで漫画だった!
    しかし渡瀬の動機だけイマイチよくわからない…
    あと、静いらなくないか⁇

  • 2018/3 2冊目(通算34冊目)。自分の理解力の無さなのか、話が好みに合わなかったのか。シリーズを3冊読んでも話に入り込むことが出来なかったのが正直な感想。話に魅力を感じることが出来なかったのは残念なので、映像化されている物を見てから再読してみたいと思う。

  • 敵の敵なのに敵であるアゲハに、少し好意を持ち始めたり。
    最後はなんだか、ハッピーともバッドとも言えない微妙な終わりでした。

  • あれ?なんかサクッと終わってしまったんですけど・・・ 
    殺し屋『武部』は完全に騙されました。 まさかああいう展開になろうとは・・・ 
    なんか 渡瀬も小物感ありありだし、亘の変化もなんか安易だったなぁ~3巻引っ張ってこんなものかと・・・。 他のキャラも放りっぱなしの感じするし。 
    ちょっと尻つぼみが残念!
    でも、ラストはちょっと希望がもてたかな? 

  • 終わってしまった。想像はしていたが最後の戦いはかわいそうだった。


    一番インパクトがあったのが
    前半の殺し屋武部の話。
    おどろいた。そばにいたものにも驚いた!
    武部の正体がわかってから
    謎がとけた部分があった。
    武部が豆腐屋から、おからをもらう
    ”普段は使わないのだが・・・”という
    台詞に?殺しにおから?なんて安直に思って
    何に使うんだろう?って気になっていたが
    謎はとけた。


    残念に思ったのは亘のところかな?
    やっと登場したのにちょっと話が少なかったかなって思った


    ラストの戦いも、もっと長くてもよかったかな
    楽しみにしてた分、ちょっと物足りなかった感はあった。


    でも、3巻読んで全体的に面白かったです。

  • 超能力高校生が戦うお話。実写映画化の原作です。全3巻。

    本多孝好さんの小説は本当に好きなのですが、本作は、もう、いろいろな意味でX-MENです。X-MENのスケールを小さくした版です。でも本多さんの小説は面白いんです。それは間違いなく言えます。まずは『チェーン・ポイズン』をオススメします。

  • 2015/8/3(月曜日)

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著者プロフィール

1971年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。1994年「眠りの海」で小説推理新人賞を受賞。‘99年、『MISSING』で単行本デビュー、「このミステリーがすごい! 2000年版」でトップ10入りするなど高く評価され、脚光を浴びる。以後、恋愛、青春小説を超えた新しい静謐なエンターテインメント作品を上梓、常に読者の圧倒的支持を得ている。その他の作品に『正義のミカタ』『MOMENT』『WILL』『魔術師の視線』『君の隣に』など。『dele』では原案と脚本を担当し、山田孝之と菅田将暉主演でドラマ化された。

「2021年 『チェーン・ポイズン <新装版>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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