春、戻る

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 2775
感想 : 427
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087715484

感想・レビュー・書評

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  • 最後まで分からないかも、分からなくてもいいと思いながら、読んだけど、分かった瞬間に心が震えて止まらなかった。なんて。。。心が少しづつ変わる様が素敵だった。瀬尾さん作品は裏切らないなぁ。心が最低に擦り切れていたんだけど、復活さ!

  • 全く知らない歳下の男性が急に兄だと言い、現れた。
    だんだんと関わる内に…

    結果いい話ですが、実際あったら怖い 笑
    は?ってなりますよね…笑

  • 瀬尾さんの本大好き!

    マイペースで大胆、それでいて繊細で律儀なおにいさん最高すぎる

    山田さんは下の名前知ってても名字にさん付けしたくなるお人柄、素敵だね

  • 突然名乗りでた年下の兄のお話。若干推理小説の要素があるのかないのか。ハートフルウエディングストーリーという紹介文が的を得てない。いつもながら、味のあるいい登場人物がいっぱい。

  • 瀬尾さんのつづる家族の物語は不思議なものが多いな。なんというか現実感のある不思議さ。
    お兄さんを素直に受け入れた山田さんとご家族、すみれちゃん。お兄さんの正体が明らかになるとき、さくらの記憶は?!

  • 読みやすい!!

    あっという間に読めました


    そしてお兄さんのファンになってしまいました



    さらっと読んで
    じんわりあったかくなる
    そんな話でした


    山田さんも大らかでとても好きです


    急に現れた年下の兄の話

  • 現実的ではないけど、いい話。まわりのみんなが、謎の兄を受け入れてるのもなんか良かった。で、彼が兄と名乗る理由も、『それだけで?!』とも思ったりしました。
    でもやっぱり、いい話。それはそれで、よいのかなと。

  • 瀬尾さんの本を初めて読んだのですが、登場人物が凄くあたたかい。第一印象として、そう思いました。そのあたたかな登場人物が紡ぐ言葉や想いは、まさに春にぴったりだなと。よく知らない人だけど、知らないからこそ話せることも沢山あるし、心地よさもある。閉ざしていた記憶の中にも素敵な思い出や出会いは沢山あり、それを一人じゃなくて誰かと一緒に思い出すことで、意外と辛い気持ちは薄まっている。大事なのは想像した未来ではなくても、自分が一番幸せだと思えることをすること。そして、過去ではなく今一緒に過ごせているということに幸せを感じることだと、何気ないことで見過ごしてしまっている大切なことを教えて貰いました。

  • 装丁:鈴木久美さん
    装画:宮入のあさん

  • 不器用であることは、迷惑をかけることが多いかもしれない。でも、ほんの僅かに、必ずいいことをもたらす。それに気づけたさくらはラッキーだと思う。心があったかくなる物語。

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著者プロフィール

1974年大阪府生まれ。大谷女子大学文学部国文学科卒業。2001年『卵の緒』で「坊っちゃん文学賞大賞」を受賞。翌年、単行本『卵の緒』で作家デビューする。05年『幸福な食卓』で「吉川英治文学新人賞」、08年『戸村飯店 青春100連発』で「坪田譲治文学賞」、19年『そして、バトンは渡された』で「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『あと少し、もう少し』『春、戻る』『傑作はまだ』『夜明けのすべて』『その扉をたたく音』『夏の体温』等がある。

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