- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087741698
感想・レビュー・書評
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現実と夢というか空想というか…とにかくリアルとの境界線が曖昧になっている作品。いつの間にやら、他の世界に迷い込んでしまい、足元がふわふわしている感じ。江國さんの本としては珍しい形式かなとも思う。<br>
言葉そのままを読むんじゃなく、雰囲気で読んだ方がいいかも。どう考えるか受け取るのかは読者のお好きなように、ってね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ファンタジーだった。
現実っぽいけどありえないことばっかり起きてた!
私ってファンタジー苦手なのかも。。。
読むのに時間かかったし。
江國さんの本好きだけどこれはちょっと微妙でした。
でもファンタジーとか非現実的な話が好きな人は楽しめると思います!やどかりも可愛いしw
でも、双子は怖すぎ。。
結局話の趣旨がつかめないまま終わりました。
でも、人間誰でも何かを探しながら、追い求めながら生きているんだなって思いました。 -
江國香織さん。とっても不思議な感じの話でした。なのに、すごく身近に感じて、でも身近でないから、そんな身近に感じることがうらやましくなりました。うまくいえないけど、素敵なお話です。
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彼女らしい作風。()が気になったりして、軽いな。やっぱ。嫌いじゃないけど。
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夏になると、きまって手に取る本。
恋愛を苦いファンタジーに落とし込んだような、不思議な感触が掌に残る。 -
こういう不思議系も書いてたんだ。
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江國香織作品には珍しく、どんどん背景が変わる物語展開。兄を探してやどかりと進む栞と、魅力的な登場人物たちのひと夏のエピソード。
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このなんともいえない不思議な世界。ここそこかしこにこころにしみいる。 「現実というのはうけいれる他につきあいようがない」 「未来はどうすることもできないけれど、いつだって今はまだ今年なのだ。」
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微妙
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絵國香織が描く独特の世界観に惹き込まれる一作