なつのひかり

著者 :
  • 集英社
3.14
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本棚登録 : 422
感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087741698

感想・レビュー・書評

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  • 現実と夢というか空想というか…とにかくリアルとの境界線が曖昧になっている作品。いつの間にやら、他の世界に迷い込んでしまい、足元がふわふわしている感じ。江國さんの本としては珍しい形式かなとも思う。<br>
    言葉そのままを読むんじゃなく、雰囲気で読んだ方がいいかも。どう考えるか受け取るのかは読者のお好きなように、ってね。

  • ファンタジーだった。
    現実っぽいけどありえないことばっかり起きてた!
    私ってファンタジー苦手なのかも。。。
    読むのに時間かかったし。
    江國さんの本好きだけどこれはちょっと微妙でした。
    でもファンタジーとか非現実的な話が好きな人は楽しめると思います!やどかりも可愛いしw
    でも、双子は怖すぎ。。
    結局話の趣旨がつかめないまま終わりました。
    でも、人間誰でも何かを探しながら、追い求めながら生きているんだなって思いました。

  • 江國香織さん。とっても不思議な感じの話でした。なのに、すごく身近に感じて、でも身近でないから、そんな身近に感じることがうらやましくなりました。うまくいえないけど、素敵なお話です。

  • 彼女らしい作風。()が気になったりして、軽いな。やっぱ。嫌いじゃないけど。

  • 夏になると、きまって手に取る本。

    恋愛を苦いファンタジーに落とし込んだような、不思議な感触が掌に残る。

  • こういう不思議系も書いてたんだ。

  • 江國香織作品には珍しく、どんどん背景が変わる物語展開。兄を探してやどかりと進む栞と、魅力的な登場人物たちのひと夏のエピソード。

  • このなんともいえない不思議な世界。ここそこかしこにこころにしみいる。 「現実というのはうけいれる他につきあいようがない」 「未来はどうすることもできないけれど、いつだって今はまだ今年なのだ。」

  • 微妙

  • 絵國香織が描く独特の世界観に惹き込まれる一作

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著者プロフィール

1964年、東京都生まれ。1987年「草之丞の話」で毎日新聞主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2010年「真昼なのに昏い部屋」で中央公論文芸賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、2015年に「ヤモリ、カエル、シジミチョウ」で谷崎潤一郎賞を受賞。

「2023年 『去年の雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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