書くことの秘儀

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 34
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087746358

作品紹介・あらすじ

小説をめぐる思索の軌跡、創作の秘密の「部屋」を初公開。「なぜ小説を書きたがるのか。小説を書くことが、どうしてこれほど深く楽しいのか」著者が明かす小説・文学論の精髄。遺作文学論。

感想・レビュー・書評

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  • 直接的ではないけど、間接的に書くことについて濃厚な世界観を描き出しているような気がして、割と感覚的に共感できる気がするので、なんというかな。書くモードの雰囲気みたいなの感じられていいような気がする。

  • 文章論なのかと思っていたら、ほとんどが人類学みたいな感じでしたが、それはそれで好きなので楽しめました。そしてその人類学なしには書くということは語れないとばかりで、共感できるところではありました。他の小説も読んでみようかな。

  • ビルドゥングスロマンについて語ることが
    そのまま胎内回帰願望の吐露になってしまうという
    大いなる矛盾

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著者プロフィール

1929年東京生まれ。幼少期を朝鮮で過ごす。新聞記者ののち作家活動に入る。主な著書に、『抱擁』『夢を走る』『夢の島』『砂丘が動くように』『Living Zero』『台風の眼』など。2002年逝去。

「2015年 『日野啓三/開高健』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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