金毘羅

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 127
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087747201

感想・レビュー・書評

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  • 何かが降りてくる……憑巫って素敵だ。

  • 最初、誰が話しているのか、いつのコトを話しているのか、何もかも分からないままに始まります。
    正直ついていくのに疲れそうでしたが、この主人公・金毘羅の高慢かつ一種の的を射ている言葉に惹かれ、一気に読み終えるコトが出来ました。
    全てが全て嘘でもなければ本当でもない、そんな不思議な世界の中を私小説という形で表したこの作品は、一種の極みを得たように感じられます。

  • 読書中。

  • スゴイ。とにかくスゴイ。ふねふね。

  • 購入済。

  • 著者間違いで読んでしまったが、なかなか面白かった。私小説と民俗学がごっちゃになったカウンター神本でした。

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著者プロフィール

笙野頼子(しょうの よりこ)
1956年三重県生まれ。立命館大学法学部卒業。
81年「極楽」で群像新人文学賞受賞。91年『なにもしてない』で野間文芸新人賞、94年『二百回忌』で三島由紀夫賞、同年「タイムスリップ・コンビナート」で芥川龍之介賞、2001年『幽界森娘異聞』で泉鏡花文学賞、04年『水晶内制度』でセンス・オブ・ジェンダー大賞、05年『金毘羅』で伊藤整文学賞、14年『未闘病記―膠原病、「混合性結合組織病」の』で野間文芸賞をそれぞれ受賞。
著書に『ひょうすべの国―植民人喰い条約』『さあ、文学で戦争を止めよう 猫キッチン荒神』『ウラミズモ奴隷選挙』『会いに行って 静流藤娘紀行』『猫沼』『笙野頼子発禁小説集』『女肉男食 ジェンダーの怖い話』など多数。11年から16年まで立教大学大学院特任教授。

「2024年 『解禁随筆集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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