錏娥哢奼

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 54
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087748925

感想・レビュー・書評

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  • 私小説以外は全部読んだと思っていたんですが
    ...こんなの書いてたんですね。

    宗教は今まで散々愚弄するかのように題材にしてきていましたが
    今作はさらに歴史を題材に超、いい加減に遊びまくりで弄んだ
    オフザケ小説。
    参考文献の半端ではない量からすると、あながちデタラメに
    創作した...という訳ではなさそうですが、ここまでカオテッィクに
    物語を作り上げ、創作するってのも苦労はあるのか。

    前言撤回(笑)。
    なんだかんだいって面白かった(笑)。
    萬月特有の無駄な性描写と暴力描写もクドくないバランス
    だったし、(自分の中では)思いがけない拾い物。

  • 面白かった。

著者プロフィール

1955年東京都生まれ。89年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞してデビュー。98年『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、「ゲルマニウムの夜」で第119回芥川賞、2017年『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞を受賞。その他の著書に『ブルース』『笑う山崎』『二進法の犬』「武蔵」シリーズ、『浄夜』『ワルツ』『裂』『弾正星』『信長私記』『太閤私記』『対になる人』など。

「2021年 『夜半獣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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