恋のトビラ

  • 集英社
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本棚登録 : 621
感想 : 112
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  • Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087804898

感想・レビュー・書評

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  • 島本理生初めて読んだけど、
    等身大の恋の感じでいぃ

  • 作家さんが好きな人ばかりなので読みました。
    うーん、これ!っていう話は無かったかな。

  • 読むだけで、恋したくなる。今、いちばん読みたい作家5人があなたのために描いた宝石のようなラブストーリー。

  • 島本さんのお話はやっぱりすごく切なくて、泣きそうになりました。

  • 好きな作家さんたちの、素敵な恋愛短編を、ちょっとずついろいろ楽しめました。満足度高かったです。

  • 特に島本理生さんの話のイメージガールは臼田あさ美さん。

  • 豪華メンバーな短編集。
    でも豪華メンバーなだけ…
    基本的に短編集好きくないんだもん。

    このお話の中で一番好きなのは野ばらさんかなぁ
    どんだけガッツ石松だよって突っ込んじゃったもん。

    nonnoって縛りもあったから少し規制があったのかもしれないけれどもやっぱり得意分野ってあるよね。
    個人的には同世代の男視点の作品をnonnnoに乗せたら面白いと思うんだけど…
    ダメかしら?

  • 危険な香りがする彼。
    いけないとわかっているのに…。石田衣良の「ドラゴン&フラワー」のほか、角田光代、嶽本野ばら、島本理生、森絵都が描くラブストーリー全5編を収録。読むだけで恋したくなるアンソロジー。

  • 軽いしあっさり読めるんだけど、いろんなカラーがあって楽しめる恋愛短編集5編。
    それぞれ特色が現れているので、自分の好きな作家さんの話は気に入るんじゃないかな?(私は島本理生ね)

    女子力をあげて、ヴァージンを捨てたい女の子。危険な香りのする先輩にはガードを堅く・・・していたのに・・・「ドラゴン&フラワー」石田衣良

    行動力のある友人に置いて行かれた淋しさ。ふと出会った、異国を庭だと笑う人。いつかきっと・・・と胸に残る約束・・・「卒業旅行」角田光代

    恋の後ろ姿ばかりを見てきた奥手女子。彼女の背中を押したガッツ石松・・・「Flying Guts」嶽本のばら

    夕焼けが見せた追憶。私が恋をした、すべてを受け流す先輩の、真夜中の風のような声・・・「初恋」島本理生

    ふとした再会。思い起こされる彼の瞳。その先にいた人物は・・・「本物の恋」森絵都

    石田作品、二十歳までに処女を捨てたいなぁと思ったり、真面目な好青年を振って、危うい雰囲気を醸し出す先輩にふらっときちゃうとか、うんまぁハッキリ言ってありきたりだよね。残念だけど、石田さんの恋愛短編は私に向かないんだろうなぁ。

    角田さんの作品は、残る余韻がGOOD。

    嶽本さんはガッツ石松を題材に恋愛小説を書いちゃうところに脱帽でした。すごいよ、嶽本さん。

    島本作品にはやっぱり泣かされた。こんな短い話なのに、なんでこんなにアタシの涙線を緩ませるのだーーー!この人の話は、ぐっと来るツボが満載なのよ。

    森さんの話は・・・、うーんオチがすぐわかっちゃったんだよねぇ。なのでラストも「あぁやっぱりね」っていうさらっとした感想。こういう話が書きたいのなら、もちょっとスマートに伏線を張られるとよいと思います。


    という事で、一押しの島本作品で評価、星4つ。

  • 短編好きなので、こういう有名作家さんのオムニバス小説は大好物だ。

    non・noへ掲載した小説ということだから、nonno世代の恋愛がテーマなのだろう。
    何も考えずにサラリと読めた。

    この中では角田光代さんの「卒業旅行」と島本理生さんの「初恋」が面白かった。
    角田光代さんの「卒業旅行」を読み終えた後、旅がしたくなった。
    そして、いつもと違う景色を堪能したいと思った。

    島本理生さんの「初恋」は、なんだか懐かしいような、共感できる要素が満載だった!
    読み終えると、なんだか少し切なさが残った。
    でもこういうのも嫌いじゃない。
    島本理生さんの小説は初だったので、これから探ってみよう。
    同じ年のようなので、世代的に共感できる部分があるかもしれない。年上の作家さんばかり読んでいたので、ちょっと新鮮。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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