文明のあけぼの 古代オリエントの世界

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087812534

感想・レビュー・書評

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  • 著者、三笠宮崇仁さま、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。

    ---引用開始

    三笠宮崇仁親王(みかさのみや たかひとしんのう、1915年〈大正4年〉12月2日 - 2016年〈平成28年〉10月27日)は、日本の皇族、陸軍軍人、歴史学者(古代オリエント史)。三笠宮家初代当主。御称号は澄宮(すみのみや)、お印は若杉(わかすぎ)。身位は親王。敬称は殿下。勲等は大勲位。最終階級は陸軍少佐。

    大正天皇と貞明皇后の第4皇男子。昭和天皇は兄(長兄)、第125代天皇明仁は甥、第126代天皇徳仁は大甥にあたる。

    ---引用終了

    100歳にて、亡くなっています。

    そして、本日の日経新聞によると、「三笠宮妃百合子さま、100歳に 明治以降の皇族で2人目」。

    ご夫婦ともに、100歳超え、素晴らしいです。


    で、本作の内容は、次のとおり。

    ---引用開始

    「オリエントの宮様」として世界に知られる崇仁殿下の名著を、最新の研究成果を織り込み全面改稿。分かりやすい文章と500点余に及ぶ図版と写真で、オリエント文明の魅力と謎を説き明かします。

    ---引用終了


    最後に、三笠宮崇仁さま御一家の生年没年を見ておきます。

    三笠宮崇仁(1915~2016)
    三笠宮妃百合子(1923~)
    近衞甯子(1944~)
    寬仁親王(1946~2012)
    桂宮宜仁親王(1948~2014)
    千容子(1951~)
    高円宮憲仁親王(1954~2002)

  • わかりやすくて、写真も多くて、専門知識がなくてもたのしめました。
    研究対象に対する態度が鷹揚といいますか、悠然としていて、独特で、読んでいてとても楽しかったです。

  • 旧約聖書が、資料説に基づいていることが個人的には気になったが、あとの部分は類書に比べて、非常に読みやすい気がした。

    学者のすべてまんべんなく触れるというよりも、見つかったストーリーや、歴史の裏側のことに触れながら、読ませる本であった。

    元は、昭和42年発行 文藝春秋 「大世界 第一巻 ここは歴史ははじまる」を全面改訂したものである。仮名遣いも現代風に改めていると思われ、とにかくオリエントとはどんなところか、読んでみたい初学者にはよいと思う。

    中級者には、慶応大学のオリエント学会会長の小川英雄氏の著作のほうがよいかもしれない。

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著者プロフィール

1915年〈大正4年〉12月2日 - 2016年〈平成28年〉10月27日)は、日本の皇族、陸軍軍人、歴史学者

「2021年 『新嘗研究 第七輯―三笠宮崇仁親王殿下に捧ぐ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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