樋口可南子のものものがたり

著者 :
  • 集英社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087813593

感想・レビュー・書評

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  • 写真が良ければもっと良かったのにと思いました。

  • あえて言いますが。
    お金があるからできること!!

    ・・・・・が、お金があっても使い方と使い道に、その人の本性があらわれます。
    うらやましい使い道だと思わせてくれるのは、やっぱり樋口さんだからでしょう。

  • 着物まわりと比べると、着物の写真が少なくて残念でしたが、今回もどれも美しくて見応えありました。

    文章も樋口可南子さんが書いていたらもっといいのにな。

    京都の家も圧巻でした。

    9ページと101ページの薩摩木綿のミルクティーのような色の着物か、ミルクコーヒーみたいな無地の結城紬が最高によかったです。

    いずれ、ああいう無地の着物を買いたいものです。

  • 2008.2/8-9
     糸井さんの妻がどんな人か知りたくて。着物の似合うきれいな人。京都に建てたという家も素敵。

  • 神戸出身の友達(お嬢様学校卒、着付けは師範級)が
    「東京の着物って地味よねー。」と、おっしゃる。

    そう思ってたの私だけじゃないんだと、うれしくなりながら、
    「関西ではおばあちゃんしか着ないような、ねずみ色が多くない?」

    「ねずみ色って言い方が、、、(笑)」
    「私も、こないだも銀座の呉服屋さんに友達のお供で行ったんだけど、出てくるもの出てくるもの、地味で同じに見えて、購買意欲がわかなかったわ。
    ま、納税シーズンにお財布のピンチは回避できたので、私にとって
    お江戸はいいところなのかも(笑)」

    「関西人は洋服だけじゃなくて、着物も好みが派手なのかしら。」

    「そんなこと考え出したら、着物着て出かけるのためらうわー。
    友禅なんか着てたら、若作りとか水っぽいとかカゲで言われてるのかも(笑)ねぇ。」

    と、しばし盛り上がる。

    あ、でも、関西人も樋口可南子さんの着こなしは素敵だと思います。

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著者プロフィール

群馬県出身、文筆家。能や歌舞伎など日本の伝統芸能に強く関心を寄せ、甘くなり過ぎることのない柔らかな語り口で綴られるきものの景色に、多くの支持を集める。古美術や工芸、芸能などジャンルを超えた世界に向けられる旺盛な好奇心は現在進行形で、雑誌の企画、構成、執筆活動を行う。著書に、前作『折にふれて きものの四季』(文化出版局刊)のほか、今作共著者の浅井佳代子と初めてタッグを組んだ『きもの熱』、また『清野恵里子のきものの愉しみ 帯あそび』(ともに集英社刊)など多数。二〇一七年に上梓した『咲き定まりて 市川雷蔵を旅する』(集英社インターナショナル刊)では、膨大な資料をもとに市川雷蔵とその時代の日本映画界を活写し、新境地を開いた。

「2021年 『時のあわいに きものの情景』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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