『機動戦士ガンダム』の演説に学ぶ人心掌握術

  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087816747

作品紹介・あらすじ

ギレン、シャア、レビル、デラーズ……あなたの心に残る名演説の数々が蘇る。
『機動戦士ガンダム』40周年。
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』『機動戦士ガンダム』『機動戦士Zガンダム』『機動戦士ガンダムZZ』『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』『機動戦士ガンダムUC』をはじめ、宇宙世紀作品から名演説、名会話厳選。『ガンダム』の世界を楽しみながら、人の心をつかむ、スピーチ、ネゴシエーション、説得といった「人心掌握術」を学ぶ。

【内容】
ストーリーの黄金律
宇宙世紀演説年表

第1章 心を動かされた宇宙世紀名演説集
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の演説
・ギレン・ザビ「士官学校時入学式での演説」
・レビル将軍「南極条約『ジオンに兵なし』演説」
『機動戦士ガンダム』の演説
・ギレン・ザビ「ガルマ・ザビ国葬時における演説」
『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』の演説
・エギーユ・デラーズ「デラーズ・フリートの宣戦布告、『デラーズ宣言』」等

第2章 そのやり取りが心を捉えた! 名シーン会話集
「暁の蜂起を前にした、ガルマとシャアの会話」
「アムロとララァ、戦いの決着」等
そのほか、川上徹也による演説をさらに深く楽しむコラム付き。

【著者略歴】
文:石井誠 『ガンダム』関連の書籍やムック、映像ソフト付属ブックレットなどで、インタビューや執筆を行う、アニメや映画で活動するライター。
文:高村泰稔 ガンダムのムックや書籍をはじめ、ガンプラの取説での設定解説などを手掛ける、編集・ライター。
解説:川上徹也 コピーライター。自らが提唱していた「ストーリーの黄金律」が、歴史を大きく動かしたスピーチで必ずのように使われていることを発見。その成果を『あの演説はなぜ人を動かしたのか』『独裁者の最強スピーチ術』などの書籍で発表。以降、演説分析家として、テレビ、新聞などのメディアに登場するようになる。

感想・レビュー・書評

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  • 「ストーリーの黄金律」
    ①何かが欠落した、もしくは欠落させられた主人公が
    ②なんとしてもやり遂げようとする、遠く険しい目標・ゴールをめざして
    ③数多くの障害・葛藤・敵対するものに立ち向かっていく

    ガンダムだけではなくアニメには人の心を震わせる名言が多いと思います。
    その中でも演説にあたるものは人を動かすに値するものが多いです。

    黄金律を良くも悪くも使いこなせることができたら人の心だけでなく行動も動かせるんやと思います。
    ただその時に自分の心がエゴに偏らないようにどう律するのかが問題になるのかと思います。

    本書は志を高く持った後にツールとして学ぶものかなと思います。
    さらに向こうへ行くためのツールとして。

  • 脚本家の方は、こういったことを意識してシナリオを書いているのかなあ

  • 演説する時の背景も気にするようになった。

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著者プロフィール

1929年 神奈川県横浜市生まれ
1956年 日本大学農学部(現・生物資源科学部)卒業
大学卒業後も、デパート勤務のかたわら昆虫観察・調査・撮影を続け、退職後も現在にいたるまで毎日のようにフィールドに出ている。
「子供の科学」誌で2年6カ月にわたり、昆虫のさまざまな生態観察の連載記事を執筆。
また、各地の博物館や公園事務所、小学校で「虫の話講演会」などを多数実施、開催してきた。
昆虫類、野草などの細密画のストックが約200枚以上、撮影した写真は数えられないほど多数。
昆虫観察などが、朝日新聞、神奈川新聞、時事通信など各種報道機関で昆虫研究記事として掲載された。
神奈川昆虫談話会会員、相模の蝶を語る会会員。

「2022年 『激写!身近な虫のディープな世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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