インフレ課税と闘う!

著者 :
  • 集英社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087861389

作品紹介・あらすじ

世界的なインフレの影響で日本の物価高も止まらない。
何がどれほど上がり、今後はどうなるのか?
新インフレ時代への対処法を説く。

感想・レビュー・書評

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  • インフレ課税という言い方がみそ。紙の本というのがシニア向けなのかな。

  • もう日本はインフレまっしぐらなのだろうか。それでもスタグフレーションに成らないのならまだマシなのだが。
    日本ではまだまだ家計の貯蓄において預金が圧倒的である。ケインズの言う貯蓄者であり、インフレの犠牲者だという同情心は全く無いらしい。著者も積極的に資産防衛しなければインフレの餌食になると警告している。
    インフレとなる場合は円安とセットになってやって来る。日本の家計は一般的にホームバイアスが高いので外貨を積極的に取り入れるべき。で、その対策はありきたりであるが重要ないか三つ。
    1・流動性の高いドルに投資する。
    2・利子配当のインカムゲインを求める投資。為替変動リスクが相対的に小さい先進国通貨で投資し、高い債券利回りを追求する。
    3・成長する国の株式に投資して、そのキャピタルゲインを得る。インフレと通貨変動も激しいので複数の国に分散する。

  • 物価は上昇する一方、それほど給与所得は上がらず、インフレからは逃れられない。「インフレ課税」とも言える状況下で、どのように働き、財産を築いていくべきか? 日本経済は今後どうなっていくのか? エコノミストが平易に解説する。


    1 章 【インフレ分析編】食品から家電まで、新しいインフレが襲いかかる
    2 章 【円安分析編】円安は私たちを幸せにしない、輸出メリットは過去の話
    3 章 【インフレ認識編】インフレ課税で家計は大損する
    4 章 【インフレ対策編その 1 】ジリ貧対策としての外貨運用、個人の運用術
    5 章 【インフレ対策編その 2 】個人が稼げる新副業時代

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著者プロフィール

第一生命経済研究所経済調査部 首席エコノミスト。1967年 山口県生まれ。 横浜国立大学経済学部卒。1990年 日本銀行入行。調査統計局、情報サービス局を経て、2000年 第一生命経済研究所に入社。2011年から現職。主な著書に『なぜ日本の会社は生産性が低いのか?』(文春新書)ほか

「2022年 『デジタル国家ウクライナはロシアに勝利するか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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