作品紹介・あらすじ
たゆまぬ努力で、少しずつ小絃との距離を縮める冴門。そこへ突如、恋のライバル・猫俣が冴門達の高校に編入してくる。今まで、小絃に友達ができないように陰で妨害してきたという猫俣に、怒り心頭の冴門。しかし、猫俣はまったく怯むことなく、小絃を独占するためにある決断を下す。窮地に陥った冴門がとった選択は…!?
感想・レビュー・書評
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冴門は特別に性格が悪いわけでも、やっていたことが悪いことだったとも思わない。周囲の反応に対するこじれようも、そこまで特別なことだとも思わない。それでも、小絃といることで、冴門の日々は良い方向に変わっていっていると思うので、周囲も巻き込んで、これからもどんどん変化していってほしいなと思う。
東雲も良いキャラだよねぇ。不器用な冴門とは正反対に見える人物だけど、だからこそうまく組み合っているところもあって、ちゃんと友だちだと思うよ、冴門。
ところで。小絃の叔父にあたる教師の火賀先生、『宇宙を駆けるよだか』の火賀くんだよね? そのうち 2 作のつながりとかも出てくるのかなぁと思いながら読み続けているのだけど、わたしにはわからないまま、もう 3 巻まで来てしまった。火賀くんの現在が気になってます……
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