サクラ、サク。 1 (マーガレットコミックス)

著者 :
  • 集英社
3.79
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本棚登録 : 507
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088444888

作品紹介・あらすじ

目立たず、いてもいなくても変わらない存在だった藤ヶ谷咲。咲は、ある日電車で「桜」という名前の人に助けられたことをきっかけに、自分も困っている人をほっておかないと心に決める。時は流れ、入学した高校で「桜」と呼ばれる男の子に出会って…!?
ピュアで、切ない恋のつぼみが今、開きはじめる──!

感想・レビュー・書評

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  • 私の好きな漫画家さんの新刊!とわくわくしてたのに思ってたのと少し違ってショック。

  • イリュウくん。。。

  • 久しぶりのドキドキキュンキュン。
    これからが楽しみです!

  • 登場人物みんないい子。
    今までの男の子は結構クールな男の子が多かった気がするから、顔が赤くなっちゃうような男の子は珍しい気もして、桜くんかわいい!ってなった。

    続き読みたい!とはならなかったな。
    作者さんが有名な方だから少し期待をしすぎてしまったかも。
    私はこれからどんどんはまっていけるのかな?

  • きゅんきゅんするしそれ以上に登場人物がみんなものすごくやさしくて素敵。
    こんな風にやさしいひとになりたいって思うくらいみんなやさしくて素敵。

  • 電車で気分が悪くなっていた時に窓を開けてくれ、降りる時に鞄が社内に残ってしまった後、倒れて駅で休んでたら届けられていて、その人のように困っている人がいたら助けようと思った子の話。

    困ってる人に声をかけて、助けられればいいけど、自分では助けられない時は気不味い気がする。。
    よく道端で声をかけられるので、聞かれたら分かる範囲で答えるけど、自分からはなかなか言えないなぁ。

    咲の神様は誰なんだろ?
    陽希だったりするのかと思ったけど、別にいるのかな。
    見つからない神様より、陽希を好きになる方が自然に感じた。

    恥ずかしいくらい素直な子達で、読んでいて爽やかな気持ちになりました。

  • 誰に苦しさを伝えたわけでもない。誰に助けてくれと言ったわけでもない。
    それでも誰かの優しさによって咲は救われた。だから咲は人に優しくする大切さを知ったし、自分も誰かに優しくしようと思えたのだろうね
    それは時に人から「いい子ぶってる」と嫌味を言われてしまうものなのに、咲にとってはその言葉こそ自分が人に優しく出来ているという証明になるのだろうね


    物語の構成が、咲という少女がどうして現在のようなタイプになったのかというプロローグから始まるために、物語に感情移入しやすくなっているね
    そして咲はただ人に優しくすればそれで気が済むというわけではなく、自分を助けてくれた恩人にお礼を言いたいという想いを含め行動しているのは非常に好感が持てるね

    ただ、その咲の行動を誰もが受け入れられるかといえばそうではなく
    陽希が当初は咲の事を鬱陶しいと感じていたのもそれが理由。けれど、そんな咲に付き合って失せ物探しをしてしまったり、咲を助けてしまったりする陽希も充分に優しいと言える人間なのだろうね

    よく知りもしない他人の為に行動する優しさ
    それは必ずしも受け入れられるというわけではないのだろうけど、あの場面においては琴乃の大切なペンダントトップを取り戻すのに役に立った
    それに咲は琴乃と、陽希は美斗士と友達になれたようで。それだけで優しさの対価としては充分過ぎるのかもしれないね


    そうして人と積極的に関わりつつようやく生まれた恩人との繋がりと感謝を伝える機会
    まさかここで亮介が出てくるとは……!これは前作を読んでいる自分にとってはかなりの驚きでしたよ
    ただ、亮介は恩人ではなかったようで、それはちょっと残念だったかな

    コメディ作品であればすったもんだの挙げ句の人間違いとして笑い話になる
    だから、咲は時間を用意してくれた亮介の為に笑顔を作った。それは優しさと呼べるもの
    でも、ここで優しさを発揮するのが咲だけでなく、亮介や陽希も優しさを見せているのはとてもいい展開だね

    感謝の気持を伝えられなかったことによる残念で悲しい気持ち
    それを慰めてくれるどころか、咲のやっている「いい子ぶりっこ」の意味を大きく受け止めて認めてくれた
    あの瞬間、咲はまたしても救われたと言えるのだろうね

    咲の心に芽生えた新たなドキドキ。これは『嬉しい』のドキドキか、それとも……
    という所で次に続く終わり方は第1巻として申し分ないものだったね

  • 導入の小ミステリーみたいなので人物が絡んでいくという構造が、これまでの咲坂伊緒漫画にない方法だと思った。相変わらず上目遣いのヒロインが……表紙。こういう表情が好きなのか?アメリ的なキャラクターのヒロインだと思った。てか、アメリ?の二次創作みたいとも感じた。
    人に「優しいですね」という褒め言葉を与えるのは、なかなか政治的なのに、つまり、損得勘定が必ず入るのに、そのことには何も触れていない、むしろなにかの伏線にしちゃうあたり、性善説少女漫画の典型と思う。いいことだ。

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著者プロフィール

咲坂 伊緒(さきさか いお)
日本の女性漫画家。東京都出身。
デビュー作は『サクラ、チル』。代表作は実写映画化された『ストロボ。エッジ』、テレビアニメ・実写映画化された『アオハライド』。2018年に『思い、思われ、ふり、ふられ』が第63回小学館漫画賞少女向け部門を受賞し、実写&アニメ映画化が決定。実写映画は2020年8月、アニメ映画版は同年5月に公開。

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