- Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088447056
作品紹介・あらすじ
井竜と過去に出会っていたことを思い出した咲。ふたりのキョリは確実に縮まり、井竜の中には新たな気持ちが芽生え始め…? いっぽう陽希と文化祭で一緒に回る約束をした咲は、期待に胸をふくらませるが…!?
各界で話題沸騰の青春ラブストーリー、興奮の文化祭編!
感想・レビュー・書評
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これこれ!これだよ!こういうの!……という少女漫画のいい所が全詰めされているのに、どうしてこう時代に逆行せず描けていけるのかとまるで神を見た気持ちになった。咲坂伊緒という少女漫画家の奇跡。素晴らしく良い。
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井竜が電車で倒れた咲を助けた人ではなかったけど、もっと昔に会ってたことを思い出したところから。
井竜との出会いも縁があると思うけど、それだけじゃ恋に発展はしないんだなぁーとしみじみ思いました。
でもあんなキャラだったのに自覚したらちゃんと咲に優しくしたり押したり頑張るんだな。
陽希の周りくどい話し方や咲への接し方にモダモダするような、若干イライラするような…
早く告れ!と思ってしまった。
プラネタリウムに行ったら気持ちを確かめ合って、付き合うことになるのかな?
井竜が引き止めて告白して、陽希にすんなり行けなくなったりするのかな。やだな。
「明日」ではっきり出来るのに、明日がめっちゃ遠くなりそう。。 -
咲坂伊緒さんの描く絵が好き。
少女漫画ならではのキュンが詰まっていて、私も心拍数が上がりそう。
あからさまにヤキモチ妬いてる陽希がかわいい。
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今でも捻くれてる感じの井竜だけど、小学生の頃は実家がケーキ屋等ではなく和菓子屋だったという事で更に捻くれていたようで
だからこそ純粋に家の和菓子を褒めた少女に救われたのだろうな
再会してもすぐにこの時の少女が咲だと気付いたわけじゃない。それでも同じように彼女に惹かれたなら、それはもう運命と呼んで差し支えないもの
そんな運命を前にしてしまえば、流石の陽希も心中穏やかでは無いようで
隠しきれない不機嫌さが却って咲にはヤキモチに見えるというのは恋する少女にありがちな現象か
そのような状態だから陽希が身につけた心拍計がデートの約束で反応した事にも期待してしまう
というか、陽希の方も咲に期待させるような言動をするものだから、尚更に二人の雰囲気は上々に
この辺りの描写はいつ付き合い始めてもおかしくない男女の空気感が見えたよ
その展開から咲が勘違いする流れへ繋がっていくとは全く予想していなかったけど…
咲は井竜が自身にどのような感情を向け始めているか全く知らない。だからあの局面でデバイスが反応するのは可怪しいと思う。事前の反応を見せた陽希も同様と思いこんでしまう
そのロジックは理解できないわけじゃないけれど、ここまで咲と陽希が少しずつ近づいていく様子を見守ってきた読者はそうは行かないわけで
本当にこの辺の咲と陽希には焦れったいと感じてしまったよ…!
陽希はすぐにフォローしきれないし、陽希の元カノ疑惑の女性まで登場してしまうし…
それでもいつかの日のファーストキス疑惑の真相について答え合わせが出来たのは良かったと言えるのかな?
ただ、その後にキスしようとする面や葉月へのぶっきら棒な対応をする面を見て、少し陽希を遠くに感じてもしまったようだけど
誰も彼もままならない自分の恋心に振り回されて、それでも相手と心を結び合わせたくて藻掻いて
その容赦ない本流の中で、陽希と咲のプラネタリウムへ行く約束、井竜と咲のプチ打ち上げの行方
それらは彼女らの想いをどこへ導くのだろうね -
当て馬くんええぞ