- Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088452111
作品紹介・あらすじ
冬馬とつきあうことにし、キスもした双葉。洸への気持ちを振り切り、前に進もうとする。修学旅行の行き先は、洸が中学時代を過ごした長崎。双葉、洸、悠里、修子、小湊で同じ班になり一緒に過ごす中で──。
感想・レビュー・書評
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洸への思いを断ち切れないまま菊池君と付き合い始めた双葉の揺れる感情が切ない。「○○のことが好き」というストレートな感情より、自分のことを好きでいてくれる人にいやな思いをさせたくない、とか、「どう振る舞うか」の感情の描写に紙幅を費やすところに、作者の関心が高いのが面白い。1巻の頃で双葉が女友達との距離の取りかたで悩んだり、作者の興味は一貫してコミュニケーションの問題にあるんだな、と思う。作者の上から目線ではなく、登場人物たちに彼ら彼女らの等身大の目線でそれらを語らせている鋭くも切ない感情描写が素晴らしい。
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本誌も併せてつらつらと読んでるので、洸の片想いや、割りきってると思ってもどうしても洸が視界に入って気になる双葉のはっきりしない気持ちに、あぁ、もう! となる(笑)
菊池くんロールキャベツ男子、いいんだけどねぇ~~
にしてもこれに限らず少女マンガの実写
化はもうお腹いっぱいなんですけど。 -
双葉が痛々しい。
どんな関係でも努力が必要なことはあるけど、今の二人の関係で
双葉の努力は見ていて痛々しくて、良い結果に繋がるとは思えなくて
なんとも言えない気持ちになる。
洸の痛々しいところは小湊くんがハッキリ指摘してくれるから良いけど。
ピーチティーをこぼした小湊くん、かわいかったわぁ。 -
<AO-HARU-RIDE>
カバーデザイン/川谷康久(川谷デザイン) -
【あらすじ】
冬馬とつきあうことにし、キスもした双葉。洸への気持ちを振り切り、前に進もうとする。修学旅行の行き先は、洸が中学時代を過ごした長崎。双葉、洸、悠里、修子、小湊で同じ班になり一緒に過ごす中で──。
【感想】
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いつか思い出した時、それを一緒に経験した皆にとって、同じ温度の楽しい思い出になるように!またきた!これ好きだよ!ほんとに素晴らしい5人だよ!大好き!
菊池くんと双葉を見たときにバカみたいに笑っちゃったり、仲よさそうにしてる2人を見てずーんってしちゃう洸が切なくて、でもかわいい。1人で色々勘違いしてふて寝しちゃう小湊くんも可愛かった。ほっぺにゴマ付けてるとこ超ウケた。
夜、菊池くんに会いに行く双葉にダメ!やばいからって言っちゃう洸にキュン。振り返っても双葉は来てくれなかったけど。切なかった。 -
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今巻は修学旅行がメイン。双葉が冬馬と付き合いだしてから、心境に変化が生じているのが伺える。冬馬が双葉に対する優しさが出ており、お揃いのキーホルダーにして、合わせるとハート型になるというので喜ぶという恋人として申し分ない存在になっていると感じる。洸との関係はどうするのか気になってしまう所もあり、双葉は洸よりもこのまま冬馬と付き合っていく方向になるのかと思うと洸が不憫で切ない。洸が良くも悪くも思い出の長崎の地で見た夕日によって前進したと感じる。高校生同士の恋愛、複雑な思いなどが絡み合い、目が離せない。